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欧州楽観見通しで支えられる原油相場

原油相場は続伸です。14営業日振りに20日移動平均線を超えました。欧州の景況感調査の結果が良好でスペイン債の入札も好調だったことから底堅い展開となっています。

4月17日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.27高の$104.20/bblで、引け後の時間外取引は$104/bbl台前半です。

欧州の信用懸念が解消される見込みは薄いですが、とりあえず危機を回避している間は原油相場を大きく売り込むことも難しいということでしょう。

先週来WTI 相場は$100/bblの大台割れを回避しており、一方で来月23日の次回会合に向けて6か国との協議継続中のイランの緊張は小休止とあって上下共に動き辛い環境です。

米国石油協会(API)の統計では、先週末の原油在庫は予想を上回る増加ですが、前週比340万バレル増と大きな数字ではありませんでしたね。
一方、製油所稼働率が予想より低かったせいか、ガソリン在庫は前週比260万バレル減と予想以上の減少幅です。

ただ、需要は引き続き低調です。マスターカードの調査によると、先週の全米のガソリン消費量は日量869万バレルで前週比1.3%減、前年比も6.8%減と再びマイナス幅を拡大させて33週連続の前年比減少となっています。

しかし、マスターカード調査による全米のガソリン平均小売価格は、$3.92/ガロンで今年になって初めて下がっています。週明けのエネルギー情報局(EIA)の調査でも、ガソリン平均価格は$3.980/ガロンで12週振りに前週比マイナスとなりました。$4超え目前でようやく上昇が止まりましたね。

 (参考図表)

ガソリン価格の高騰が米国の消費減退を招くと懸念されていましたが、このまま軟化に向かって景気への好材料となるのでしょうか。
17日発表の3月の米国鉱工業生産指数は、前月に続いて横ばいと冴えない数値ですが……

2012/04/17
NYMEX WTI May $104.20/bbl ( +1.27 )
20日移動平均: $103.89 ( +0.03 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $107.66 / -2σ: $100.12
 幅: $7.54 ( -0.72 ) / 100日平均: $8.48
ボラティリティ
 23.88 ( +0.18 ) / 100日平均: 23.20

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