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北海道知事選挙の結果は残念 グレーな公約での当選に価値はない

 北海道知事選挙では、野党の推す石川知裕氏は落選、自公が推す鈴木直道氏の当選となりました。この結果は、非常に残念です。

 もともと鈴木氏は、夕張市長という職を踏み台にして「ピンチをチャンスに」なる掛け声のもと、すべての公約をグレーなままにして、若さだけを売りに最後までイメージだけの選挙を展開しました。

 北海道新聞の2019年4月6日付夕刊では、「鈴木氏 外国人客500万人に」なんて報じられているんですが、正直、これって公約ですか、という次元のものでした。

 外国人観光客が500万人にというのは目標であって、そのための実現手段が問題なのに、しかも、外国人観光客が500万人にすることって別に誰も否定しやしないんです。

 こうしたことを平気でぶち上げてしまうところがペテンなんですね。幻想を振りまくというやつです。
 「ピンチをチャンスに」なんていうのは、自分の手法でどうやってのし上がっていくのかというだけのことで、要は自分にとっての「ピンチをチャンス」をあたかも北海道のために大きなことをやってくれるんじゃないかという幻想を振りまいてきたということですね。

公有施設売り外資ボロ儲け 鈴木道知事候補に問われる資質」(日刊ゲンダイ2019年3月27日)

 それだけ北海道が疲弊しているともいえるのですが、そうした状況を作り出したのは自民党政権であるにもかかわらず、幻想を抱いてしまう背景事情があります。

 だから、自民党幹部は、今回の選挙では、与野党激突という構図でありながら、出てこなかったです。鈴木氏のグレーな公約が台無しになってしまいますからね。

 政党隠しは、こうしたところでも重要になっています。
鈴木直道氏の「官邸目線」、鈴木直道氏に投票を考えている方に訴えます

 もちろん、こうした若さだけをアピールした選挙戦術に対する対応という意味での敗因の分析は必要かとは思います。

 北海道を問わず、地方選挙は、自民党隠しというか、自民党の公約そのものはどこかにすっ飛んでしまっているのが特徴です。

 4年間は、グレーな時代が続きますが、何故か北海道は知事選挙では野党側は弱いという弱点はありますが、国政選挙では同じことにはなりません。国政そのものが問われますからね。

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