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「刑務所か精神病院か死ぬか」ピエール瀧被告を待つ治療、清原氏も語る“周囲の支え”の必要性



 麻薬取締法違反の罪で起訴されたミュージシャンで俳優のピエール瀧こと瀧正則被告が4日夜、保釈保証金400万円を支払い23日ぶりに保釈された。

 「この度は、私ピエール瀧の反社会的な行為により大変多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。誠に申し訳ございませんでした」

 27秒間にわたり深々と頭を下げた瀧被告。駆けつけたファンからは「頑張れ」「めげるなよ」などの声援があがった。

 コカインを使用した疑いで先月13日に逮捕された瀧被告は、「自宅とは別の都内のマンションで吸引した」「20代からコカインや大麻を吸引していた」などと証言。長年、手を染めてきた薬物の誘惑を、今後断ち切ることはできるのか。

 違法薬物を使用した罪などで有罪判決を受けた清原和博氏が先月6日、依存症啓発イベントに出席。そこで自身の体験を語り、「薬物というものは一時的に止められてもやめ続けることは自分自身では非常に難しいことだと思います。近くにいる人の理解があれば、いま自分が苦しいんだ、つらいんだと言える環境があることが一番大きいことだと思います」と、家族や友人の支えが必要だと訴えた。

 一方、「ここからがスタート。ピンチをチャンスにできるか」と話すのはアーサー・ホーランド牧師。薬物依存症で苦しむ人の支援なども行っているといい、「(薬物使用が)20代からということは、人生の半分以上。薬物依存症というのは、精神病院に入るか、刑務所に入れられるか、自殺するかの3つに1つの道しかないと言われるぐらい大変なもの。自分で頑張る、喝を入れてやめさせるということはできなくて、弱さと向き合って、ダルクやナルコティクス・アノニマスのように依存者がともに社会復帰していこうというつながりがないと難しい」と指摘する。

 そして、『一人を滅ぼすこと、これよりも大きな社会の損失はない。また、一人を救うこと、これよりも大きな国益はない』という“福祉の父”留岡幸助氏の言葉を紹介。「薬物依存症の方々が自立していくために、社会が見守っていく、身近な人が寄り添っていく、ケアする社会になっていくことも必要。日本は外国と比べてまだまだだと思う」と述べた。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

▶︎【映像】釈放され頭を下げるピエール瀧被告

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