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塚田一郎国土交通副大臣の辞任劇 「忖度」の真偽の解明が必要 自民党議員に利益誘導の力ない 欺されないでね

 下関北九州道路、別名「安倍・麻生道路」の建設のために国の直轄調査に引き上げられたばかりであった時期に、塚田一郎国土交通副大臣の「忖度」発言は、安倍政権のもっとも汚い部分を端的に語ってしまったという象徴的な発言でした。

 その塚田氏、安倍総理があれだけ罷免を拒否していたにも関わらず、辞任に追い込まれました。

 もちろん辞任で済む話ではありません。何故、この「安倍・麻生道路」がここまで優遇されたのか、その経緯は解明されなければなりません。
「安倍1強なら辞めずに済む」 盟友気遣い判断遅れたか」(朝日新聞2019年4月5日)

「「国土強靱(きょうじん)化」を掲げる第2次安倍政権が発足すると、首相と福岡を地盤とする麻生氏のおひざ元という事情もあって、地元の期待は膨らんだ。17年度から2年間は地元自治体が年2100万円をかけて工事方法などを調査。国は調査費のうち年700万円を補助した。さらに19年度は国の直轄調査に引き上げられ、19年度予算で4千万円を計上した。

 海峡横断プロジェクトで国が直轄調査を行うまでになったのは下関北九州道路だけだ。」
 恥ずかしながら、私がこの問題に注目したのは、この塚田氏の発言があったからでした。

 直轄調査に引き上げた時点で、もっと問題意識を持つべきでした。
ムダ事業復活の動き 下関北九州道路 「安倍・麻生道路」2000億円超 関門トンネル交通量 減る一方なのに」(しんぶん赤旗2019年3月5日)

「「早期建設に向けた活動にしっかり取り組むように」

 山口県下関市が地元の安倍晋三首相は昨年10月25日、下関北九州道路の整備を推進する「参院議員の会」と官邸で面会した際に、そう発言したと報じられています。」
 安倍氏の意向を「忖度」したのは何も塚田氏だけではないでしょう。塚田氏の「忖度」くらいで直轄にはらないそうですから。つい本当のことを口走ってしまったのが塚田氏というだけで、本当のところはどうなの? って誰もが思っています。安倍氏の意向の「忖度」であれば誰もが黙って通してしまうということです。

 ここにもモリカケ疑惑と同じ構造の問題がありました。

 自民党内には、塚田氏がさっさと辞任していれば問題が大きくはならなかったなんて思っている節がありますが、そういう問題ではありません。

 改元によって内閣支持率が上がったなんていう報道があったときには、正直、がっくりした気持ちにもなりましたが、改元問題はそれまでの安倍自民党の真っ黒な部分を覆い隠す役割がありましたし、むしろ意識的に政治利用したものです。それが功を奏したかに見えた途端に、この「忖度」発言ですから、やっぱり悪いことはできないよね、とつくづく思います。


 これが露骨な利益誘導というのであれば、これだけ行政を歪めてしまっているのはあまりに露骨です。しかも自民党の中の安倍総理とその盟友の麻生財務相の地元ですよ。森友や加計学園にせよ、結局、安倍総理の意向に沿ったものしか優遇されていないということです。

 逆にいえば、他の数だけいる自民党議員など何の力もないということです。安倍氏のための政治がまかりとっている、これが安倍政権の実態なのです。

 中央とのパイプを自慢する自民党候補、自民党推薦候補もいますが、本当にそれだけで利益誘導ができるなら大問題。本当は大ウソですから、決して欺されないでください。

鈴木直道氏の「官邸目線」、鈴木直道氏に投票を考えている方に訴えます

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