記事

「投資家が総悲観に陥っているわけではない」ことは好材料か不安材料か

「『投資家が総悲観に陥っているわけではない』(野村アセットマネジメントのSチーフ・ストラテジスト)との声もある。世界的に金利が低下するなか、ある程度のリスクをとりつつ利回りを求める動きも強まっており、不動産投資信託(REIT)や格付けが投機的等級の低格付け債にも資金は流入している」(31日付日経電子版「マネー、リスク回避に傾斜」

「投資家が総悲観に陥っているわけではない」ことが、必ずしも好材料とは限らない。

気になるのは、「調査会社EPFRによると27日までに先進国株ファンドからは2週連続、新興国株ファンドからは3週連続で資金が流出した」(同日経電子版)というところ。

投資信託などに資金を提供する「投資家」は慎重になっている中で、その資金を運用する「投資家」が強気を維持しているところ。

こうした「投資家」間の意識のズレがあまりない時には「投資家が総悲観に陥っているわけではない」というのは好材料となり得るが、投資資金を提供する「投資家」が慎重姿勢を強めるなかで、その資金を運用する「投資家」が強気姿勢を維持する形でズレが生じていることは、おおきな不安材料といえる。特に日本では。

あわせて読みたい

「投資」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    BCG接種 コロナ予防の仮説に注目

    大隅典子

  2. 2

    コロナは長期戦 山中教授に共感

    水島宏明

  3. 3

    パチンコはいいの? 関口宏が質問

    水島宏明

  4. 4

    ニューヨークは数日で医療崩壊か

    藤沢数希

  5. 5

    中高年こそ…叩かれる若者の感覚

    六辻彰二/MUTSUJI Shoji

  6. 6

    月初封鎖? 怪情報に惑わされるな

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  7. 7

    4月から事実上「首都封鎖」に

    NEWSポストセブン

  8. 8

    志村さん死去 最後まで仕事の鬼

    常見陽平

  9. 9

    ロックダウンした英国からの助言

    木村正人

  10. 10

    みずほシステム統合に19年の苦闘

    Dain

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。