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NY市場サマリー(28日)

[28日 ロイター] - <為替> ドルが他の主要通貨に対して上昇した。米国内総生産(GDP)の確報値が下方改定となったものの、他の通貨が中銀のハト派化で軟調となる中、ドルが上向いた。

多くの通貨が軟調となる中、主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は3日連続で上昇し、0.46%高の97.219と、2週間ぶりの高値を付けた。

欧州中央銀行(ECB)がマイナス金利政策の副作用軽減に向け預金金利に階層方式を導入するとの観測が出ており、こうした措置は低金利政策の長期化につながるとの見方がユーロの重しとなっている。ただ数週間前に付けた1年9カ月ぶりの安値(1.117ドル)は上回っている。

テンパス(ワシントン)のシニア外為トレーダー、フアン・ペレス氏は「経済情勢に差が出ていることが引き続きドルの力強さの根源となっている。大方の経済指標でこれは裏付けられている」と述べた。

米中通商協議について米当局者が前日、議題となっている全ての分野で前進しており、強制的な技術移転に関する問題で中国側がこれまでにない提案を行ったと明らかにしたこともドル支援要因となっている。

<債券> 指標10年債利回りが上昇(価格は下落)。前週に米連邦準備理事会(FRB)がハト派姿勢に急転換してから利回りは低下が続いていたが、調整が入ったとみられる。

ジャネー・モンゴメリー・スコット(フィラデルフィア)の主任債券ストラテジスト、ギー・ルバ氏は「利回りは前週以降、大幅に低下していることから、やや調整が出てもおかしくない」とした上で、期末にかけて株価の動向が鍵になるとの見方を示した。

3カ月物Tビル<US3MT=RR>と10年債の利回り差は6ベーシスポイント(bp)。CMEグループのFEDウオッチによると、金利先物が織り込む年内の利下げ確率は71%となっている。

<株式> 反発して取引を終えた。国債利回りの上昇や米中通商協議を巡る楽観的な見方が買い材料となった。

ただ商務省が朝方発表した2018年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)の確報値(季節調整済み)は年率換算で前期比2.2%増と、2月公表値の2.6%増から下方改定。株価の上昇は限定された。

通商情勢に影響を受けやすい銘柄が買われ、S&P産業株指数<.SPLRCI>は0.8%上昇した。

S&P一般消費財株指数<.SPLRCD>は0.6%上昇。「カルバン・クライン」などのブランドを展開するアパレルメーカーのPVHコープ<PVH.N>が示した通年の調整後の利益と売上高見通しが市場予想を上回り、買いが入った。

<金先物> ドル高・ユーロ安の進行に伴う割高感に圧迫され、下落した。

外国為替市場でドル高・ユーロ安が進行。ドル建てで取引される金は割高感に押され、相場は早朝からほぼ一本調子で下落した。

米商務省が朝方に発表した2018年10─12月期の実質GDP(国内総生産)

確定値は下方修正されたが、市場の反応は限定的だった。

<米原油先物> トランプ米大統領が石油輸出国機構(OPEC)に増産を求めたことを嫌気して売りが先行したものの、あと買い戻しが入り下げ幅を縮小した。

トランプ大統領はこの日朝、「OPECが原油供給を増やすことが非常に重要だ。世界市場は脆弱(ぜいじゃく)で、原油価格は高くなり過ぎている」とツイート。この投稿をきっかけにOPECによる生産拡大への警戒感が急浮上し、市場では売りが活発化。相場は朝方に一時58.20ドルまで下落した。

しかし、売り一巡後は旺盛な買い戻しが入り、下げ幅を縮小。米国によるイランとベネズエラに対する制裁措置で両国の輸出が制限されていることに加え、OPEC主導の協調減産で需給が均衡化するとの期待などが引き続き相場を下支えしている。

ドル/円 NY終値 110.62/110.65 <JPY21H=>

始値 110.32 <JPY=>

高値 110.82

安値 110.26

ユーロ/ドル NY終値 1.1220/1.1224 <EUR21H=>

始値 1.1251 <EUR=>

高値 1.1253

安値 1.1214

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 103*20.50 2.8188% <US30YT=RR>

前営業日終値 103*19.00 2.8210%

10年債(指標銘柄) 17時05分 102*01.50 2.3911% <US10YT=RR>

前営業日終値 102*07.00 2.3720%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*19.25 2.2095% <US5YT=RR>

前営業日終値 100*31.25 2.1650%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*01.13 2.2319% <US2YT=RR>

前営業日終値 100*02.63 2.2080%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 25717.46 +91.87 +0.36 <.DJI>

前営業日終値 25625.59

ナスダック総合 7669.17 +25.79 +0.34 <.IXIC>

前営業日終値 7643.38

S&P総合500種 2815.44 +10.07 +0.36 <.SPX>

前営業日終値 2805.37

COMEX金 4月限 1289.8 ‐20.6 <GCv1><0#GC:>

前営業日終値 1310.4

COMEX銀 5月限 1497.3 ‐32.5 <SIv1><0#SI:>

前営業日終値 1529.8

北海ブレント 5月限 67.82 ‐0.01 <LCOc1><0#LCO:>

前営業日終値 67.83

米WTI先物 5月限 59.30 ‐0.11 <CLc1><0#CL:>

前営業日終値 59.41

CRB商品指数 183.3269 ‐0.6172 <.TRCCRB>

前営業日終値 183.9441

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