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メルカリ、売買の極限を目指すプロトタイプを開発中


2019年3月28日、「メルカリAI技術説明会」が行われた。AI(人工知能)時代に向け、テックカンパニーを目指すメルカリの技術に関する取り組みが紹介された。

登壇したのは、メルカリ取締役兼最高製品責任者(CPO)の濱田 優貴氏、AI Engineeringチームディレクター 木村 俊也氏、AI Engineeringチームマネージャー 山口 拓真氏だ。メルカリの技術面を担うメンバーが、世界のAIトレンドやテックカンパニーとしてメルカリが目指す世界、メルカリを支える最新のAI技術について説明した。

売ることを空気にする「AI出品の進化」

メルカリで商品を売るためには「出品」という作業が必要になる。しかし、出品したいモノを撮影し、カテゴリを選び……という作業はユーザーにとっては負担になる。

そこでメルカリが進めるのが「AI出品の進化」だ。売ることを空気にするというビジョンのもと、AIを活用した出品機能を開発中だという。

今回はそのプロトタイプ段階のものが紹介された。

撮影した物体を解析し、「商品」「価格」を特定する

紹介されたのは、物体を動画撮影するだけで、瞬時に「物体名」を特定し、それが現在いくらで取引されているか、「価格」が表示される機能だ。



ユーザー自身がカテゴリの入力や価格を調査するのは面倒だ。そういった面倒を物体認識の技術などで解決していくという。

ほしい商品を物体認識で見つける


メルカリは、出品に限らず購入体験も進化させていく。

ほしい商品があっても、名前がわからいケースがある。写真をアップロードするだけで写っている物体を特定し、購入ができる機能だ。

スマホをかざすだけで売れる世界観

AIを活用したしたメルカリのアップデートは、さきに紹介した機能にとどまらない。


――濱田
「今後は、『セリングAI』という機能の実装も考えています。ユーザーは、商品を売るために価格を下げたり、あるいは市場の動きにあわせて価格を上げたりします。

そういった価格をユーザーではなくAIが自動的に交渉してくれる機能が『セリングAI』です。物の価値は日々変わります」


――木村
「メルカリは、テクノロジーを通じて『売る』という体験を進化させます。『売る』ことを圧倒的に簡単にし、まるで『空気』のようにあたりまえにする。

目指すのは、『スマホをかざすだけで売れる世界観』です」

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