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ゾフルーザ耐性 まさかの7割! メディアと医師の責任

NHKが感染研と協力してとんでもない数字を出してきました。
インフルの治療薬「ゾフルーザ」患者の70%余から耐性ウイルス

>国立感染症研究所の今月18日までの分析では、ゾフルーザが投与されたA香港型のインフルエンザ患者30人のうち、22人から耐性ウイルスが検出され、調査件数は多くないものの、その割合は73%に上ることが分かりました。
>(シオノギによると)A香港型インフルエンザ患者に投与した場合、耐性ウイルスは12歳以上ではおよそ11%、12歳未満の子どもではおよそ26%で検出され、耐性ウイルスが比較的、出やすい傾向があることがわかっていました。

まあnが小さいですし、まだ確定とするには少しどうかとは思いますが、何と73%!
シオノギが出していた10%〜20%はどこ行ったw

>また、ゾフルーザを服用していない83人の患者のうち、3人から耐性ウイルスが検出され、国立感染症研究所は、耐性ウイルスがヒトからヒトに感染した可能性があるとしています。
>この子どもの兄弟が前の日にインフルエンザでゾフルーザを服用していて、国立感染症研究所は兄弟の体内でできた耐性ウイルスが感染した可能性があるとしています。

これもまだなんとも言えません。環境内にこの変異を持ったウイルスが間違いなくいないという検査はされていませんのです。でも恐れはあるということですね。

と前では慎重に言いながらも、後者の兄弟間感染は誘導された耐性ウイルス感染の可能性を強く疑いますね。

>その結果、ほとんどの患者は投与して1日以内に熱が下がるなど、比較的高い効果がみられた一方で、投与後に再び発熱を訴えた患者が2人いたということです。
>耐性ウイルスを詳しく分析したところ、増殖能力は低下しておらず、耐性のないウイルスと比べて増える能力はほぼ変わらないことがわかった

効果はあった。ただし再発することがある。そしてさらにヒトに感染させる可能性も。このこととても大事です。ゾフルーザはウイルスの排泄を短期間(1日)で抑えることが言われてましたが、こうやって再発する可能性があるのなら、やはり5日ぐらいは観察が必要となりますね。

そしてさらにヒトに感染させる可能性があるのなら熱が下がっても解熱後3日以上経たないと出勤、通学はダメですね。どうもゾフルーザ、売りがなくなり耐性というデメリットが強く出てしまいました。

これを受けて感染症学会がこのように言っています

>日本感染症学会は耐性ウイルスが広がるおそれがあるとして、名古屋市で来月4日から開かれる学会で、緊急のセミナーを行うことになりました。

学会としてゾフルーザの新たな使用基準をつくるようです。まあこれで今年一番使われたゾフルーザの使用量は来年ガクンと落ちますね。そしてまたシオノギ株が落ちますかね。

ただここでもう一度思い出しましょう。このゾフルーザを広めたのはメディア、特にテレビです。(1)(2)。もちろんそれに協力しいい加減なことを言った医師の責任もあります。ちなみにこの医師あとの番組で謝りもせず修正してましたけど

メディアの方々へ。今回ただの耐性ウイルスの増加ぐらいでそこまで大きな問題にはならなかったけど(耐性ウイルスの毒性は普通と同じ?)、専門ではない医師を使って、耐性のことを深く考えず、そして耐性についてあまり発表せず適当な宣伝番組作るとこのようにとんでもないことになるからね。

またシオノギさん。あまりにもデータが違いすぎる。しっかり調べて反論してね。出ないと「捏造」と言われるよ!

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