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村中璃子氏敗訴 科学的にものすごく問題でも故意じゃなければ「捏造」とは言えない

HPVワクチンについての問題、村中璃子氏が元信州大学医学部長・厚生労働科学研究班の主任研究者池田修一氏に名誉棄損で訴えられた訴訟判決。被告側村中璃子氏が敗訴しました。
HPVワクチン名誉棄損訴訟判決 被害者は誰だ?

概要は記事に詳しく書かれています。そして一番大切なことは

>池田氏は、意図的な不正はしていないと主張
>研究発表そのものについては、厚労省が「国民の皆様の誤解を招いた池田氏の社会的責任は大きく遺憾」と発表
>村中氏が指摘した、池田氏が研究成果を「捏造」した事実は認められないとした

そう故意は証明できない、ただ実験のレベルはとても低い、でも故意ではないからどんなにレベルの低い実験でも「捏造」ではない、と言う結論になります。

これはこの前の外科医の事件の控訴含めて、科学と司法のズレなんだろうと感じています。科学的にはどれだけ間違いでも、みんなが納得する雰囲気を作れば司法はその間違いを正しいと決定するというものです。

科学的にあまりにもおかしなことがテレビで流され、こんな立派な先生がそれこそこんな稚拙な実験を純粋に間違って行うはずはないと思い、きっと「捏造」だと少し取材不足(司法から考える)の状況で記事を書いたら、

>「『不正』『捏造』という言葉は、研究者生命を絶つようなものだ

と自分の身分保証のために池田氏から裁判をおこされ、村中さん達が敗訴したといったところでしょうか。そして池田氏は今回勝訴したことが影響しているかどうかはわかりませんが、来年度からまた厚労省の研究班の班長とのこと。まあ社会的責任を問うた厚労省、その方に主任研究員を任命するなんてワクチン行政施策はもう混乱の極みですね。

>被告側の「HPVワクチンの安全性の主張」と裁判の「捏造の断定は当たらない」という判決がかみ合っていない

司法と科学はまだ連動が弱いです。

ただこの名誉毀損が成立しても、HPVワクチンの安全性とは何の関係もないですし、「捏造」でなくても研究レベルがこれだけ低い人をまた班長にして税金からでる予算をつけるなんてもうわかりません。

多分責任を問うた官僚と、班長にした官僚は異なるのでしょうが。

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