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食事介助中の窒息死で有罪判決は「老人はチューブを胃に刺すのが正解」?ひろゆきが言及

食事介助中の窒息死で有罪判決

長野地裁松本支部は3月25日、2013年に長野県安曇野市で起きた、特別養護老人ホームの女性入所者(当時85歳)がおやつのドーナツでのどをつまらせ1か月後に死亡した事件で、被告の准看護師に有罪判決を言い渡した。被告は業務上過失致死の罪で罰金20万円が課される。

元「2ちゃんねる」管理人のひろゆきさんは26日、この判決にツイッターで言及した。ひろゆきさんは、

「老人の食事を自分では食べさせず、チューブを胃に刺すのが正解というのが長野地裁の判断ですね」

と皮肉った。

介護職より「トレーダーのほうがお金を失うだけで済むのでまだマシ」

検察側は、准看護師の女性が入所者への十分な配慮を怠ったこと、窒息に備えておやつが変更されていたことの確認を怠ったと主張していた。長野地裁は、他にも食事介助を必要とする人がいて、異変に気づける程度の注視を求めることは困難と退けたものの、量刑は求刑通りだった。判決後、弁護側は不服とし、即日控訴した。

ひろゆきさんは、長野地裁への皮肉ツイートに寄せられた「介護職も、トレーダー並みにハイリスクの職業になった」というコメントに対し、

「1分、目を逸らしたら、有罪判決で罰金払って、犯罪者ですからねぇ。トレーダーのほうがお金を失うだけで済むのでまだマシじゃないかと」

と持論を展開した。介護労働安定センターの調査によると、人手不足を感じている介護事業所の9割が「採用が困難」と回答している。原因として、「他産業に比べて、労働条件などが良くない」を挙げる人が55.9%にのぼる。労働時間や賃金などの待遇と、負う責任が釣り合っていないと感じる人も多いことだろう。

今回の裁判では、有罪になれば介護する側・される側双方が苦しめられるとして、被告の支援者らが44万筆に及ぶ署名を提出して無罪を訴えた。しかし、結果は求刑通りの判決となった。

リプライ欄では、「こりゃ誰もならんわ、ですね」「怖くて介護の仕事なんか出来ない」といったコメントが寄せられた。介護経験者と見られる人からは、「嚥下障害はお年寄りは普通にあることなので怖くなります。両者の言い分はわかりますが、後味悪いですね…」という投稿もあった。

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