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なんちゃら民主党vs共産党

知事選唯一の与野党対決、夏の参院選占う 北海道知事選(朝日新聞)

 北海道の新たなかじ取り役を選ぶ知事選が21日告示され、野党統一候補の石川知裕元衆院議員(45)と、与党などが推薦する鈴木直道前夕張市長(38)の無所属2人が立候補した。統一地方選として行われる11道府県知事選で唯一、与野党が全面対決する構図となった。4月7日に投開票される。

 朝日新聞は主要紙の中で最も旧民主党系諸勢力に好意的なメディアと言えますが、その朝日新聞によると北海道知事選挙が「11道府県知事選で唯一」の与野党対決なのだそうです。とかく選挙の度に野党面をしてきた民主党系諸派の支持者は、これを見てどう思うのでしょうね。

 確かに地方の首長選においては、自民党と旧民主党系諸勢力は対立する関係ではないわけです。野党を装って与党への批判票をかすめ取るのが得意でも、実際に野党として活動しているのかと言えば、色々と疑問符が付く政党もあるのですが――そういうのを一切気にしない人が、支持層には多いのかも知れません。

 一方、元民主系各党とは異なり野党であることに一切の議論の余地がないのが共産党です。そんな真正の野党である共産党は北海道以外の自治体でも概ね自民党に対立候補を立てて対決姿勢を露わにしています。ただ、どうも朝日新聞の眼中には入っていないようです。だから北海道が「唯一」なのでしょう。

統一地方選 4県で保守分裂 「一強多弱」背景も参院選に懸念(産経新聞)

 21日に告示された11道府県知事選のうち、福岡、島根、福井、徳島の4県は自民党支持層が割れる保守分裂選挙となった。平成27年の10道県知事選では保守分裂選挙はなかった。国政で自民党が主導権を握る「一強多弱」ゆえとの見方があるものの、地方選のしこりが参院選に影響することを懸念する声も少なくない。

 さて朝日新聞とは異なる視点を与えてくれる産経新聞は、自民党内の「保守分裂」に焦点を当てています。過去には東京都知事選において、自民党出身の小池百合子が自民党推薦候補を大差で下すなんてこともありました。自民党にとって立憲民主党や国民民主党など木っ端のようなものかも知れませんが、身内の造反者は違うと言えます。

 立憲民主党や国民民主党が明確に自由民主党と対決するのは北海道のみである一方、自民党が自民党と対決するのは4県に上るわけです。自民党にとって最大の敵は、立憲民主や国民民主ではなく自由民主なのでしょう。野党筋からは「一強」と呼ばれる安倍総理も、自民党内では必ずしも統制を取れているとは言えない、むしろ総理のメンツを潰すような振る舞いを平然と繰り返す議員・閣僚もいますから。

 巷では立憲民主党と国民民主党の間で支持母体や所属議員の引き抜き合戦みたいなものもありますし、この辺の自称野党出身者が自民党に移籍するケースもチラホラ出始めています。大局的に見れば、○○民主党内部の主導権争いみたいなものでしょうか。与党である○○民主党の安倍派、麻生派、石破派、そして枝野派と玉木派が、同じ○○民主党の中でグダグダやっている、一方で野党共産党は報道陣から無視されている――それが今の構図です。

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