
[ヘルシンキ 20日 ロイター] - 国連が20日発表した2019年の世界幸福度ランキングで、フィンランドが2年連続で1位となった。日本は58位と4ランクダウンした。
1人当たりの国内総生産(GDP)や社会支援、健康寿命、社会的自由、他者への寛容性、汚職のなさなどを基に156カ国の順位を決定したもの。フィンランドは、緑が多く親しみやすいこと、安全性、子育てや医療への手厚い補助、無償教育などが国民の幸福につながっていると評価された。
他の北欧諸国ではデンマーク、ノルウェー、アイスランド、スウェーデンが上位10カ国に入った。
日本は健康寿命が2位となった一方、他者への寛容性が92位、社会的自由が64位と低かった。
米国は19位。最下位は南スーダンだった。