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絵本作家になる「元貴乃花親方」処女作はカエルが主人公

 3月20日放送の『ザ・発言X~勝負の1日』(日本テレビ系)で、元貴乃花親方が絵本作家としての活動をスタートさせたことを明かした。角界引退後は政界進出もささやかれたが、意外な方向に進むこととなった。

 2018年10月、日本相撲協会を退職し、23年連れ添った妻・河野景子さんとも別れ、人生の転機を迎えた。進むべき道に悩んでいた頃、『新春しゃべくり007 4時間半スペシャル』(日本テレビ系、1月2日放送)で瀬戸内寂聴から「本を書きなさい。みんなあなたの本を読みたいですよ」とアドバイスされた。これをきっかけに、絵本を書くことを思いついたと明かす。

「お子さんに響くものがやりたい。いいものは海を越えてずっと残るので」

 ストーリーは貴乃花が考え、イラストはお笑い芸人の鉄拳が担当。

 番組で発表された記念すべき第1作は『光のテーブル とっても大切なカエルのおはなし』という作品。貴乃花自身が育った家族をモデルにした、4匹のカエル家族の物語だ。

 ジャンプが得意な主人公のカルルが、「となりのくにのカエルとびコンクール」に挑戦。このとき、母親カエルは「そんなとおくへいかないで」と呼びかけるのだが、カルルはそれを振り切って旅立つ……。

 実はこのシーン、貴乃花が大相撲に入門する際、母親・藤田憲子さんから「お前は入門せず、大学に行って別の道に進んでほしい」と泣かれた実体験が反映されている。

 貴乃花一家はこれまで頻繁に不仲説がささやかれてきたが、 今回、元貴乃花親方は家族への感謝を素直に語っていた。その理由について、「(15歳で)入門したときから弱いところを見せられない。今だから素直に話せる。もう人生折り返し地点なので、素直に元に帰れるようにしようと思って」と語っていた。

『光のテーブル』でも、最後はカルルと家族が大団円を迎える。スタジオでは、元貴乃花親方が作品を朗読すると、出演者はみな涙を流して感動していた。

 すでに2作目の構想に入っており、それは「チョコット姫」をめぐる純愛ストーリーだという。繊細なストーリーをつむぎだす絵本作家・貴乃花に注目だ。

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