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9人に1人発症…世界初「産後うつ」のための薬を米FDA承認

ジョン・レジェンドの妻クリッシー・テイゲンも産後うつに苦しんだ過去を告白(写真:Backgrid/アフロ)

米FDA(食品医薬品局)が19日、世界初となる産後うつのための薬を承認した。 赤ちゃんを出産した女性に起こる「産後うつ」は世界的に問題となっている。日本では、国立成育医療研究センターなどの調査結果によると、2015年から16年までの2年間に、妊娠中もしくは産後1年未満の女性が自殺した数は102人に上ったという。

今回承認されたブレキサノロン(Brexanolone)は、ザルレソ(Zulresso)という商品名で販売される。一度服用すると、60時間にわたって持続的に作用し、2日以内に効果が見られるという。

「産後うつは、時には命をも脅かす深刻な状態です。女性は自分自身、そして子どもを傷つけることを考えかねないのです。また、母子の絆を育てることを妨げる可能性もあります」

FDAの精神医学製品を担当するティファニー・ファーチオニー医師は、プレスリリースで警鐘を鳴らした。また、ザルレソはすぐに一般医院で処方されたり、薬局で販売されるわけではない。過剰な鎮静、または投与中の意識喪失などの重大なリスクへの懸念から、当面は認定医療施設で、医師の監視下でのみ処方されるという。その費用は2万ドル(約223万円)を超えるとか。 USA TODAYによると、疾病管理予防センターは米国で9人に1人の産婦が産後うつを発症していると推測している。

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