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高速道路初、東名高速SAにムスリム用礼拝スペース設置 豚肉を使わない料理の提供も同時スタート

提供されるメニューの1つ、「ベジタリアンカレー」(諏訪湖SA)

中日本エクシスは3月下旬から、高速道路の3つのサービスエリアにムスリム用の礼拝スペースを設置する。設置場所は、東名高速道路のEXPASA足柄(下り線)、同じく浜名湖SA、中央自動車道の諏訪湖SA(下り線)の三か所。高速道路にムスリム用の礼拝施設を設置するのは、今回が初めてとなる。

東名高速道路の二か所は26日、中央自動車道の諏訪湖SAでは27日から運用が始まる。礼拝マットと、メッカの方向を示す表示は三か所とも用意してある。浜名湖SAでは手足洗い場、諏訪湖SAでは手足洗い場と男女区切りカーテンも設置されている。

礼拝マット、メッカの方向を示す表示のほか、場所によっては手足洗い場の利用も可

足柄SAの礼拝スペースは予約・申込みなしで利用できる。浜名湖、諏訪湖SAでは、レストランスタッフに利用したい旨を伝える必要がある。

利用できる時間はそれぞれ、足柄SAが11時から19時、浜名湖SAが10時30分から19時30分。諏訪湖SAは季節によって時間が異なり、4月から10月は7時から21時、11月から3月は平日11時から21時、休日7時から21時の間に利用できる。

これらのSAでは、フードコードやレストランで、豚肉を使わない料理やノンアルコールメニューも提供する。食事メニューはムスリムでない人でも食べることが可能だ。

提供されるノンポークフードは3つのサービスエリアでそれぞれ異なる。足柄SAではカレーピラフ、ガパオライス、ピリ辛麺(すべて税込み680円)、浜名湖SAでは、カレーピラフ丼やバターチキンカレー鶏そぼろ丼(すべて税込み1000円)などが提供される。諏訪湖SAではベジタリアンカレー(税込み780円)が用意されている。販売するメニューの一部は、相模女子大学の学生がムスリムの嗜好や動向を調査し考案したレシピが基になっている。

今年はラグビーワールドカップの開催、2020年には東京オリンピック・パラリンピックも控え、インバウンドの高速道路利用が増えると見込まれる。中日本エクシスはリリースで、「ムスリムをはじめ食事に制限のある方々など多様な人々が快適に旅行できる環境を整備してまいります」とコメントしている。

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