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NZ首相、モスク銃乱射事件で犠牲者追悼 銃規制強化へ


[クライストチャーチ 19日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は19日、クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)で起きた銃乱射事件について議会で演説し、深い悲しみにあるイスラム教徒コミュニティーを支援すると表明した。

犠牲となった人々は、パキスタンやバングラデシュ、インド、トルコ、クウェート、ソマリアなどのイスラム圏からの移民や難民が多い。

アーダーン氏は「犠牲者の家族は正義を得る」と強調。ブレントン・タラント容疑者(28)について、今後決して名前を口にすることはないと表明。「悪名をはせたかったのかもしれないが、ニュージーランドは彼に何も与えることはしない。名前さえもだ」と述べた。

アラビア語で「アッサラーム・アライクム(皆さんに平穏あれ)」と挨拶し、演説を終えた。

今回の事件では50人が死亡。負傷者は50人に達し、30人がクライストチャーチの病院に搬送された。そのうち9人が重体。4歳の重体の子どもはオークランドの病院に転送されたという。

犠牲者の正式なリストはまだ公表されていない。地元警察は、全ての犠牲者の身元確認がまだできていないことへのいら立ちを理解できるとした上で、身元確認は想定されているよりも複雑な作業だと説明した。

警察によると、容疑者は半自動式銃AR─15を使用。国内の銃販売店は容疑者に、2017年12月から18年3月にかけて銃や銃弾などを販売した。ただ、今回の事件で高性能の銃は使われていない。

アーダーン氏は「ニュージーランド国民の安全を確保するため、われわれの銃に関する法律を見直す必要がある」と説明。内閣は銃規制強化で基本合意しており、アーダーン氏は25日に正式発表する予定。

野党の国民党のサイモン・ブリッジズ党首はTVNZとのインタビューで「(規制の)変更が必要だ。安全性を高めるための措置なら何でも前向きに考える」と述べ、銃規制強化に向けて超党派で取り組む姿勢を示した。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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