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「みやびすぎる」「貴族みたい」一風変わったマッチング企画“歌垣風呂”が話題


 春といえば、出会いの季節。いま、“男女の出会い”をテーマにした一風変わったイベントが話題となっている。キーワードは「短歌」だ。

 AbemaTV『AbemaMorning』が訪れたのは、東京スカイツリーのお膝下、東京・墨田区にある銭湯「大黒湯」。人情あふれる下町のお風呂で男女が出会うきっかけとはどのようなものなのか。

 「銭湯で即興短歌をつくる会で、『歌垣風呂』っていう」


 こう話すのは、「歌垣風呂」主催者の陸奥賢さん。「歌垣」とは、日本古来の風習の1つで、田植えや神社の祭の後に豊作や子宝を願って男女が集い、短歌を詠み合って楽しむ行事だ。

 歌垣風呂は関西を中心に人気のマッチングイベントで、東京での開催は今回が2回目。“短歌を詠んで、カップル誕生”という斬新なスタイルに、インターネット上では「みやびすぎるw」「まるで貴族みたい!」など大きな反響を呼んでいる。


 テーマにちなんだ「五・七・五・七・七」の短歌を、男女とも顔が見えない状況で壁越しにおくりあう――。参加者の容姿やプロフィールは関係なく、「声色」と「歌の感性」だけで、直観的に理想の相手を選ぶのだ。

 今回は、20代から40代の男性6人と女性5人が参加。よる7時、まずは男性陣が男湯へ入ったら、顔を合わせないように30分時間をずらして女性陣が女湯へ。いよいよ歌垣風呂のスタートだ。


 最初の短歌のテーマは「くちびる」。ややセクシーなお題にも、参加者は全く表情を変えることなく真剣にペンを走らせる。およそ5分後、全員の短歌が完成し、まずは男性陣から披露。

「ももなのか いちごなのか たらこかも そのくちびるは おいしそう」


 続いては、女性陣が短歌を披露。

「いつの日も 一心同体 だけれども ときどきわからぬ くちびるの気持ち」

 男性陣からあがる歓声。ある参加者は「女性陣のレベルがすごく高くて。(短歌を)考えているんですけど、むずかしい」と漏らす。

 もう1つのテーマ「太もも」の短歌も披露し、およそ30分の歌垣風呂が終了。着替えを済ませたら、休憩スペースに全員が集合する。見知らぬ男女が初めて顔を合わせるためか、やや緊張した空気が漂う。


 全員が着席したところで、いよいよ結果発表。それぞれ気になった相手を発表し、「3番(の女性)です」「2番(の男性)」とマッチングが成立。この日は見事、2組のマッチングが成立した。

 歌垣風呂を終えた参加者からは「歌も好きだしお風呂も好きなので面白そうだと思って。なんとなく声だけで感じていた印象が(対面して)合っていたような気がする」(女性の参加者)、「(短歌は)こんなに世界が広いんだと教えてもらった」(男性の参加者)などの声があがった。


 なお、過去開催された歌垣風呂では実際に交際に発展し、同棲しているという人も。歌垣風呂は不定期で開催され、Facebookの公式ページから申し込むことができるということだ。

(AbemaTV/『AbemaMorning』より)

▶︎【映像】マッチング企画“歌垣風呂”にカメラが潜入

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