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イエメン紛争の元は米国

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イエメンのニュースは「イエメン南部アビヤン県で2012年4月9日、国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力が軍基地を襲撃して始まった戦闘は10日も続き、2日間での双方の死者は計127人に上った」とAP通信辺りが書いていて、死者は140人近いという記事もある。「同国では大統領だったサレハ氏に対する退陣要求デモに伴う混乱に乗じて、武装勢力が活動を活発化させている。」という説明では、アルカイダ系武装組織と国軍、反アルカイダ地域部族との国内紛争にしか見えないが、実はこれはアメリカの紛争でもある。

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地図の黄色い地域は、イエメン少数派のシーア派部族が長年分離独立を求めて軍事蜂起していた場所で、イエメンも部族支配を黙認していた時期もあった。イラク、アフガンに米国が介入を始めた頃、国際組織アルカイダはこの地域に侵入し本部機能、軍事キャンプを設け、ここから兵士を送りだしていた。当時のブッシュはここをテロの拠点と見なし、幾度となく無人機攻撃しているが、それを容認したのが後に退陣に追い込まれたイエメンのサレハ大統領で、誤爆でイエメン市民が犠牲になる事が多発し、イエメン国内で米国寄りのサレハを非難する声が高まった。そこに「アラブの春」が影響し、国内に独裁政権打倒の動きが出たが、サレハは強引に軍事制圧し、反サレハ、国軍、サレハ支持派が衝突する事態になり、そのすきを狙ったアルカイダが、支配地拡大を狙い、南部都市部に攻撃を仕掛けているのが今の状態だ。写真は、ブッシュとサレハ(サーレハ)大統領

画像を見る日本の国内ニュースには出てこないが、米軍は今もイエメンのアルカイダ攻撃を緩めてはいない。2012年4月12日夕方、イエメン南部 Abyan県の首都Zinjibarの北150キロで、米国の無人機攻撃は、移動中のアルカイダの車列を爆撃しアルカイダ兵士14人を殺害している。参照記事 このアルカイダ系イスラム武装組織は「アラビア半島のアルカイダal-Qaida in the Arabian Peninsula (AQAP)」と言われる集団で、現地では「アンサル・アルシャリア(イスラム法の支持者)Ansar al-Sharia(Partisans of Islamic Law)」と呼ばれている。アルカイダ系では最大で、ここから世界へ指示か発信されているといわれるが、近年ことごとくリーダー格が殺害されている。イエメンでは、2000年初頭、ブッシュ政権が米統合特殊作戦軍(JSOC)を使って始めたテロ組織アルカイダ撲滅の秘密作戦が、オバマ大統領になった今もしっかりと受け継がれている。最近の戦闘の動画(軍と地域部族がアルカイダへ攻撃してると思われる)
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