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違法薬物で逮捕 出演作品の自粛は不要なのか?

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3月12日、ミュージシャンや俳優など、幅広いジャンルで活躍(*1)しているピエール瀧容疑者が、麻薬取締法の容疑で逮捕された。(*2)

逮捕をしたのが警察ではなく厚生労働省麻薬取締部ということなので、アクシデント的に違法薬物の使用が発見されたのではなく、十分な内偵調査の上で発覚したということ。また、本人も使用を認めているということで、容疑者段階ではあるが、ほぼ容疑内容は間違いがないと見ていい。

さて、僕がこのニュースを知ったのは、夜中にブラタモリを見ていたら、字幕に緊急速報。そこに「ピエール瀧容疑者 逮捕」という文字列が表示された時だ。(*3)

「ピエール瀧容疑者 逮捕」という文字列は、電気グルーヴのPVでネタに使われるしか考えられなかったので、見た瞬間に笑ってしまった。そして「ぼくが今見ているこの番組は、ブラタモリに見せかけた、電気の特番かなにかだったかな?」と思ってしまった。

流れ的に、次は「ピエール瀧容疑者 脱走」という速報が入って、横縞の囚人服を着て、足に大きな鉄球を括り付けたピエール瀧がタモリさんの前に登場。もしくは「ピエール瀧容疑者 保釈」という速報が入り、ピエール瀧がバレバレの作業着姿で天井にはしごを載せたワンボックスカーに乗り込むという一連の流れのネタかなにかと思いたかったのだが、残念ながらネタではなかった。

その後、寝て起きてニュースを見たら、真面目な顔でピエール瀧容疑者のことが語られており、今に至るまで「ピエール瀧って、そんな真面目な顔でなんか話す対象だっけ? ちょっと笑いながら話す対象だったよね」と、今に至るも世間のピエール瀧感の急激な変化に対応できずにいる。

僕は電気グルーヴの熱心なファンというわけでもないけど、VOXXXまではCDも買ってたし、世代的にも確実に電気の影響を受けて育った世代なので、他の芸能人やミュージシャンが薬物で逮捕されたときに比べれば、圧倒的にその衝撃は強い。

そしてなにより、いろんなしがらみから自由であるように見えたピエール瀧という存在が、薬物に頼らずにはいられなかったのだという事実が見えてしまったことが、何よりもキツイ。

さて、ピエール瀧容疑者逮捕によって、業界ではピエール瀧関連商品を自粛する動きが出てきた。

電気グルーヴのCDの回収に配信停止(*4)。またピエール瀧容疑者が出演するゲームソフトの出荷およびDL販売の中止(*5)。そしてこれから出演する予定だったドラマや映画からのシーン削除など、マルチに活躍してきたピエール瀧容疑者をメディアから削除する動きが加速している。

ネットではこれに対して「過剰な対応をするな」「作品には罪はない」という、過剰な対応を疑問視する声が大きくなっている。

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