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暴言の明石市長が出直し選挙で当選!逆風を跳ね返した実績の凄さ!

暴言問題が大ニュースになった明石市の泉房穂前市長が、引責辞任からの出直し再選挙で当選です!あれほどの大ニュースになった中で、この結果は前代未聞といえるかもしれません。午後11時10分現在、開票率57.69%で、泉候補が4万票、対抗馬は2万票と、なんとダブルスコアをつけています。泉市長の実績が、これほどまでに評価されていたということでしょう。

最近になって明石から前橋に移り住んできた方が、「あんなに良い市長だったのに、辞めることになってもったいない」と話していたという話を聞きました。私自身も面識があり、同様の評価だったので「やっぱり」と思っていたのですが、良くて接戦だろうと考えており、ここまでの完勝とはさすがに予想外でした。

いや、問題起こした首長や議員が、次の選挙で再選されるというのはしばしばあることです。強い保守地盤で自民党をガッチリ押さえていれば、女性問題でどれほど騒がれようと当選するでしょう。宗教団体の強いバックがあるとか、企業城下町で企業ぐるみの応援があるとか、圧倒的な地盤さえあれば批判をものともせずに当選することは珍しくはないわけです。

ただ、泉前市長ははっきりいって強い地盤があったり大きな組織がバックについている方ではない。むしろ弱いといった方がいいでしょう。元民主党の議員ですが、初出馬の際には労働組合すら相手陣営についていた程度です。まあ、組織力からいえばゼロとはいいませんが、正直ゼロに近い。

しかも、あれだけマスコミから叩かれたわけです。で、そのバッシングも理由なきことではなかった。別に捏造や曲解で騒がれたわけではない。音声データはセンセーショナルだったし、政治的意図で暴露されたものだったとしても、事実は事実、問題は問題で、叩かれて当然の話だったわけです。

だから、泉市長は結局、ほぼ実績だけで評価されたわけです。泉市長の実績は、いまさらここで語るまでもありません。子育て政策で首都圏に遅れをとっていた中で、「都市間競争における子育て政策による差別化」を初めて関西に持ち込んだ首長であり、兵庫県内の全市町村に対する転入超過という、まあ信じ難いほどの成果を成し遂げた方でもあります。

来月もう一度選挙があるわけですが、さすがに今回出馬した方は出馬できないでしょう。今回のような絶好のチャンスで完敗し、一方の泉市長は「みそぎを済ませた」形になったわけですから、出馬してもかなうはずもありません。それこそ自ら「税金の無駄遣い」を招くことになってしまいますから。もっとも、ウケ狙いの泡沫候補が出る可能性はありますが…。

私は同じ政治家として、はっきり言って泉市長がうらやましいです。家柄が良かったり、地盤が固かったり、カネを持っていたり、顔が良かったり、若かったり、好印象の女性だったり、さわやかだったり、そういう形で選挙に強い人はいくらでもいるわけです。

しかし、泉市長はさしたる家柄でもなく地盤もカネもなく、顔もたいしたことない、しかもパワハラ体質で日本中に知れわたっている、一見さえない中年男(失礼!)なわけで、これはもう、政治的手腕が得票に直結した希有な例だと言わざるを得ません。

こういうことがあるから、民主主義に失望しきれない。今後も大変はことはあると思いますが、ぜひ明石市民のために全身全霊傾けてさらなる実績を積み重ねていただきたいと、関東平野の片隅から祈念しております。

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