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ドワンゴのスマホゲーム終了で「ソシャゲの平均寿命」400日説

 3月13日、株式会社ドワンゴが提供するスマホゲーム「テクテクテクテク」が、今年6月17日にサービスを終了すると発表された。

 現実世界の位置情報をもとに遊べ、「一生歩けるRPG」としてスタートした「テクテクテクテク」。稼働開始は2018年11月29日で、ネット上では「早すぎる死」と惜しむ声が上がっている。

 ソーシャルゲーム、通称「ソシャゲ」全盛時代のいま、多くのゲームが生まれては消えていくが、ソシャゲの平均寿命はいかほどなのか。

 2月12日から3月13日の30日間で発表されたおもな「サービス終了」のなかで、稼働日数が長いものから並べたのが以下のとおりだ。

●「ブレイブラグーン」 2994日間
2011年1月17日から2019年3月29日(予定)

●「幕末恋愛録~花魁道~」 2498日間
2012年4月28日から2019年2月28日

●「征戦!エクスカリバー」 2408日間
2012年9月14日から2019年4月18日(予定)

●「召喚彼氏~SUMMONERS×LOVERS~」 2016日間
2013年8月23日から2019年2月28日

●「栄冠へのキセキ」 2011日間
2013年8月30日から2019年3月2日

●「パズ億~世界一周編~」 1902日間
2013年12月17日から2019年3月2日

●「なぞってピグキッチン」 1898日間
2013年11月21日から2019年1月31日

●「学園×恋愛プリンス」 1795日間
2014年4月1日から2019年2月28日

●「にゃんパズル」 1669日間
2014年8月7日から2019年3月2日

●「ファイナルファンタジーグランドマスターズ」 1303日間
2015年10月1日から2019年4月25日(予定)

●「リーリヤのおともだち」 1221日間
2015年11月25日から2019年3月29日(予定)

●「トリックスター 召喚士になりたい」 1067日間
2016年5月24日から2019年4月25日(予定)

●「ディズニー マジックキングダムズ」 970日間
2016年10月3日から2019年5月30日(予定)

●「MIDNIGHT CIRCUS」 597日間
2017年7月12日から2019年2月28日

●「最終戦艦 with ラブリーガールズ」 584日間
2017年8月22日から2019年3月28日(予定)

●「サーヴァント オブ スローンズ」 457日間
2018年1月24日から2019年4月25日(予定)

●「15少年漂流島」 402日間
2018年3月22日から2019年4月26日(予定)

●「AKB48ダイスキャラバン」 393日間
2018年4月10日から2019年5月7日(予定)

●「クロノブリゲード」 364日間
2018年4月18日から2019年4月16日(予定)

●「プロジェクトアクア」 345日間
2018年4月19日から2019年3月29日(予定)

●「ジャイアンツウォー」 330日間
2018年6月12日から2019年5月7日(予定)

●「女神にキスを!~Goddess Kiss~」 316日間
2018年5月14日から2019年3月25日

●「シンエンレジスト」 305日間
2018年6月26日から2019年4月26日(予定)

●「AKB48 アルカナの秘密」 302日間
2018年6月29日から2019年4月26日(予定)

●「Revolve Act-S-」 252日間
2018年8月15日から2019年4月23日(予定)

●「キャッスルロード2ダークネスタイド」 236日間
2018年8月8日から2019年3月31日(予定)

●「ブレイドスマッシュ」 202日間
2018年9月27日から2019年4月16日(予定)

●「テクテクテクテク」 201日間
2018年11月29日から2019年6月17日(予定)

●「マップラス+カノジョ」 134日間
2018年11月7日から2019年3月20日(予定)

●「天空のバルスミラス」 122日間
2018年11月21日から2019年3月22日(予定)

●「対戦!ミラクルボンバー」 112日間
2018年11月27日から2019年3月18日(予定)

 31タイトルがあり、平均的な稼働日数が約948.6日となっている。つまりは、ソーシャルゲームの「平均寿命」は約2年半というところだろう。

 しかし、気になるのは2年半という「平均寿命」あたりでサービスが終了するものは意外に少なく、長期化するものと短い期間で終わるものが400日あたりを境に二分化されていることだ。

 とあるゲーム制作会社の関係者が語る。

「ソシャゲのサービス終了は投資分を回収できるか、開発を続けて黒字にできるか、その判断基準に尽きます。

 だいたいのゲームで、プレーヤーを獲得するために、サービス開始当初の時期に大規模な宣伝を打ちます。ゲームの規模によりますが、ざっと2億円ほどは宣伝費として使います。その期間がだいたい9カ月くらい。

 サービス終了の発表は終了日の3カ月くらい前が通例なので、『400日の壁』を越えられないようなゲームは、初期投資の回収すら危ういということです。

 それをクリアできたとしても、今後、宣伝費を増やして投資分を回収できるか、できないかという判断は常にされますね」

 201日間という短期間で終了となった「テクテクテクテク」だが、ドワンゴの発表では2019年3月期で50億円の売上高を計画していた。にもかかわらず、実際は2018年4月から12月期の売り上げは900万円にとどまるなど大不調。

 2月16日から高須クリニックの高須克弥院長とコラボしたテレビCMを放送していたが、1カ月もたたずサービス終了の発表ということは、「最後の賭け」も実らなかったということだろう。

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