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- 2011年08月12日 19:13
お盆前
石破 茂 です。
先週の子ども手当の見直しに続き、今週は特例公債法案と再生エネルギー買取法案について自民・民主・公明三党の合意が成立し、近々成立の運びとなりました。
私たちは、菅総理が「第二次補正予算、特例公債法案、再生エネルギー買取法案の三つが成立しない限り辞めない」と言ったのでこの成立を急いだわけではありません。あの菅総理のことですから「私は『成立しない限り辞めない』と言ったのであって『成立すれば辞める』などとは一回も言っていない」などと言い出しかねないし、予算や法案は国家国民のためになるのなら野党として必要な修正を加えたうえで成立させるべきものですし、そうでないのならいかなる理由があろうとも成立させてはなりません。「俺の顔が見たくなければ早く通せ」などというのは「この子の命が惜しければカネを出せ」と言っている誘拐犯の手口にも似て言語道断と言う他は無く、内容はどうでもいいから通してしまおう、などという気は全くありませんでした。
子ども手当は従来から我々が主張していた児童手当の復活、拡充で決着したものの、まだ残りの高速道路無料化、高校無償化、農家戸別補償については具体的な修正がなされていないのでこのまま特例公債法案を通さない、再生エネルギー買取法案も、そもそもエネルギー基本計画が改定されていない段階で通すことは認められない、という選択も確かにありましたし、党内にそのような意見が多くあったことも事実です。
しかし、そうなれば一体どのような展開となるのか。菅総理は大喜びで「第二次補正予算を除く残る二法案が通っていないのだから俺は辞めない!」と言い出すに決まっています。菅総理は民主党の役員や閣僚たちが揃って辞表を出しても「君たちの代わりはいくらでもいるのだ!」と言って北沢俊美幹事長、細野豪志官房長官などという仰天人事を平気でやりかねませんし、次の選挙でどのみち落選必至といわれる民主党一年生議員の本音が「とにかく解散だけは避けてあと二年は国会議員でいさせてくれ」であることを見透かして「あまり俺を追い詰めると解散するぞ」と恫喝しながらひたすら延命を図るのではないか。
確かに菅総理の手で解散・総選挙を断行させることが自民党にとっては望ましいことですが、それでは一体日本はどうなってしまうのか。国際金融情勢の緊迫化もあって、まず菅総理を確実に退陣させることにより、政治の歯車を回す決断に至った次第です。
公債特例法案も、再生エネルギー買取法案もまだまだ課題は山積しています。しかし限られた時間の中で自民党の主張を取り入れるべく、最大限の努力を行い、成果は相当に得られたものと確信しています。
再生エネルギーについては、山本一太参院議員を長とする特命委員会のメンバーに不眠不休でよい仕事をしていただきました。計19回の会議を開催し、巷間懸念されている「どんなに非効率かつ不合理な価格であってもすべて買い取らねばならないのか、その価格は経産大臣が再エネ業者で恣意的に決めるのか」等々の論点についてはすべて網羅されたものと考えております。党として本日発しましたメッセージを掲載しますのでご高覧下さい。
昨日の衆議院本会議で公債特例法案の「賛成」討論に立ちました。本来関係委員会の理事の方が立つべきものではないかと思うのですが、指名された以上仕方がありません。原稿を掲載しましたので併せてご高覧下さい。
懸案にある程度目途が立ちましたので、週末はお盆のお墓参りや初盆廻りで鳥取に帰ります。
十五日は武道館での陛下ご臨席の戦没者慰霊式典、十七日から平常業務に戻ります。
猛暑にお気をつけてお盆休みをお過ごしください。
「message230812.docx」をダウンロード
先週の子ども手当の見直しに続き、今週は特例公債法案と再生エネルギー買取法案について自民・民主・公明三党の合意が成立し、近々成立の運びとなりました。
私たちは、菅総理が「第二次補正予算、特例公債法案、再生エネルギー買取法案の三つが成立しない限り辞めない」と言ったのでこの成立を急いだわけではありません。あの菅総理のことですから「私は『成立しない限り辞めない』と言ったのであって『成立すれば辞める』などとは一回も言っていない」などと言い出しかねないし、予算や法案は国家国民のためになるのなら野党として必要な修正を加えたうえで成立させるべきものですし、そうでないのならいかなる理由があろうとも成立させてはなりません。「俺の顔が見たくなければ早く通せ」などというのは「この子の命が惜しければカネを出せ」と言っている誘拐犯の手口にも似て言語道断と言う他は無く、内容はどうでもいいから通してしまおう、などという気は全くありませんでした。
子ども手当は従来から我々が主張していた児童手当の復活、拡充で決着したものの、まだ残りの高速道路無料化、高校無償化、農家戸別補償については具体的な修正がなされていないのでこのまま特例公債法案を通さない、再生エネルギー買取法案も、そもそもエネルギー基本計画が改定されていない段階で通すことは認められない、という選択も確かにありましたし、党内にそのような意見が多くあったことも事実です。
しかし、そうなれば一体どのような展開となるのか。菅総理は大喜びで「第二次補正予算を除く残る二法案が通っていないのだから俺は辞めない!」と言い出すに決まっています。菅総理は民主党の役員や閣僚たちが揃って辞表を出しても「君たちの代わりはいくらでもいるのだ!」と言って北沢俊美幹事長、細野豪志官房長官などという仰天人事を平気でやりかねませんし、次の選挙でどのみち落選必至といわれる民主党一年生議員の本音が「とにかく解散だけは避けてあと二年は国会議員でいさせてくれ」であることを見透かして「あまり俺を追い詰めると解散するぞ」と恫喝しながらひたすら延命を図るのではないか。
確かに菅総理の手で解散・総選挙を断行させることが自民党にとっては望ましいことですが、それでは一体日本はどうなってしまうのか。国際金融情勢の緊迫化もあって、まず菅総理を確実に退陣させることにより、政治の歯車を回す決断に至った次第です。
公債特例法案も、再生エネルギー買取法案もまだまだ課題は山積しています。しかし限られた時間の中で自民党の主張を取り入れるべく、最大限の努力を行い、成果は相当に得られたものと確信しています。
再生エネルギーについては、山本一太参院議員を長とする特命委員会のメンバーに不眠不休でよい仕事をしていただきました。計19回の会議を開催し、巷間懸念されている「どんなに非効率かつ不合理な価格であってもすべて買い取らねばならないのか、その価格は経産大臣が再エネ業者で恣意的に決めるのか」等々の論点についてはすべて網羅されたものと考えております。党として本日発しましたメッセージを掲載しますのでご高覧下さい。
昨日の衆議院本会議で公債特例法案の「賛成」討論に立ちました。本来関係委員会の理事の方が立つべきものではないかと思うのですが、指名された以上仕方がありません。原稿を掲載しましたので併せてご高覧下さい。
懸案にある程度目途が立ちましたので、週末はお盆のお墓参りや初盆廻りで鳥取に帰ります。
十五日は武道館での陛下ご臨席の戦没者慰霊式典、十七日から平常業務に戻ります。
猛暑にお気をつけてお盆休みをお過ごしください。
「message230812.docx」をダウンロード



