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森喜朗や鈴木宗男は否定派「貴乃花」100万票めぐる暗闘

「相撲協会という大きな組織に立ち向かったことへの判官びいきもある。貴乃花ファンは、潜在的にいて、参院選の全国比例で出れば、100万票は固いとみる党もある」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)

 今夏の参院選出馬説が根強い貴乃花光司(46)。元妻・河野景子さんは3月5日に刊行した『こころの真実 23年のすべて』(世界文化社)で、離婚について「私から切り出した」「何もかもが限界だった」と暴露した。貴乃花の “曲がらぬ信念” は、永田町でも亀裂を生んでいる。

「相撲部屋の後援会長をやるなど、自民党には相撲協会に近い議員が多い。協会の改革を叫ぶ貴乃花をよしとしない議員はいる」(同前)

 2018年10月、貴乃花が相撲協会退職直後に訪問したのが、馳浩元文部科学相。その馳氏に “圧力めいた” 電話をかけたと報じられたのが、鈴木宗男新党大地代表だ。

「宗男氏は、相撲協会の八角理事長の後援会長。一貫して貴乃花を批判している。娘を自民党入りさせ、対露外交では安倍総理のブレーン。自民党への発言力を維持している」(自民党関係者)

 馳氏を政界入りさせたのは、地元・石川県の大先輩、森喜朗元首相。こちらも、貴乃花とは険悪な関係だ。

「かつてある酒席で、森氏に怒鳴られて以来、貴乃花はパーティなどで会っても目を合わせなくなった。その態度に森氏が腹を立て、いまでも貴乃花の悪口を言っている」(相撲関係者)

 だが、森氏の子分・馳元文科相は貴乃花に近い立場。そして貴乃花に急接近しているのが遠藤利明元五輪相だ。

 本誌は、遠藤氏、全日本柔道連盟会長の山下泰裕氏、「Bリーグ」創設者の一人の境田正樹弁護士、貴乃花の4人が、2月28日に極秘に会談していた様子を報じた。

「遠藤氏と森氏は、ともにラグビー経験者。同じ文教族で、ずっと関係は良好です。馳氏と遠藤氏が森氏を説得できれば、自民党からの出馬に現実味が出る」(政治部デスク)

 さらに、貴乃花が「武道の師」として尊敬する山下氏は、森氏と旧知の仲だ。

「山下氏は、柔道を通じてロシアのプーチン大統領と、20回以上会っています。2014年、訪露したもののプーチン大統領とのアポが取れず困っていた森氏を助けたのも、山下氏でした」(政治部記者)

 いざとなれば山下氏がキーマンとなる。貴乃花は、米ニューヨーク大学が7月22日から27日まで開く夏季特別研修で「稽古と心(スピリット)」という特別講演をおこなう予定という。参院選の有力な投開票日は7月21日。米での講演は「政治家・貴乃花」のデビューとなるか。

(週刊FLASH 2019年3月26日号)

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