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ピエール瀧のコカイン使用で大河ドラマ大混乱!さらなる大物逮捕も…

共同通信社

「今回の逮捕劇は昨秋から内偵捜査が行われていたようです。突然の逮捕にテレビ各局は対応で大混乱となっていますが、実は以前から逮捕の噂は出ていました」(プロダクション関係者)

関東信越厚生局麻薬取締部は、麻薬取締法違反の疑いで、俳優でテクノグループ「電気グルーヴ」メンバーのピエール瀧(本名=瀧正則)を逮捕した。コカインを使用した疑い。任意で行った尿検査からはコカインの陽性反応が検出された。ピエール瀧は「間違いありません」と容疑を認めている。

NHK大河ドラマ「いだてん」に大打撃

ピエール瀧は現在、NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」に出演している他、TBS「人生最高レストラン」など多数のレギュラー番組を抱えていた。さらに「電気グルーヴ」も結成30周年で全国ツアー中だっただけに、今回の逮捕は甚大な影響をもたらしている。

「ピエール瀧の抱えているレギュラー番組は5本。しかし、逮捕を受け、出身地である静岡県では、静岡朝日テレビが『ピエール瀧のしょんないTV』の番組公式ホームページを削除しました。今後、各局では中止を含め対応していかなければなりませんが、最も打撃の大きいのは何と言っても『いだてん』でしょう」(放送関係者)

ピエール瀧は、主人公・金栗四三(中村勘九郎)を励ます播磨屋店主で足袋職人を演じている。ドラマでは重要な役となっているだけにNHKでは「対応を協議しなければならない」と言っているが、現実はそんな悠長なことを言っている場合ではない。

確かにドラマの収録は、「働き方改革」もあって2〜3ヶ月先の分まで余裕を持って収録しているだけに、近々の放送には大きな影響はないかもしれない。だが、脚本の宮藤官九郎を交えて早急に脚本を変更し編集し直すか、俳優を代えて撮り直すしかないことは確かだ。不幸中の幸いか17日の放送分に関しては「出演部分がない」という。

問題は放送後に配信されている「NHKオンデマンド」だろう。当然だが配信を停止し、過去の放送分に関しても再編集するか、あるいは撮り直してはめ込む以外にない。

それにしても今年の大河ドラマはツキがない。特に視聴率である。

10日放送分は、関東地区平均視聴率が8.7%と、ついに8%台まで落ちた。自己最低を更新する形となり、5週連続1桁という状況だ。

「同時間帯は民放各局が頑張っていますからね。特に、テレビ朝日『ポツンと一軒家』は17.0%、日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』も16.5%と高く、数字的に見る限り従来の大河の視聴者が離れてしまった感じです。しかも、そこに今回はピエール瀧の不祥事ですからね、さすがにダメージは大きい。今後の視聴率にも大きな影響を与えるでしょうね」(放送記者)

東スポは情報を掴んでいた?

それにしても、今回のピエール瀧の逮捕劇は「ノーマークで突然のことだった」と言われる一方で「全く突然というわけでもなかった」(芸能記者)という声もある。というのも先週、東京スポーツが今回の逮捕劇を匂わす記事を掲載していたのである。

記事によると、強制性交で起訴された新井浩文被告に関連し「薬物で捜査当局が狙っている俳優がいる」とスッパ抜いたのだ。「もっとも薬物の場合は現行犯逮捕できるかどうかが鍵でしたが」(同紙の記者)

「今回のピエール瀧逮捕では、情報に基づいて数ヶ月にわたっての内偵調査が入っていました。当然でしょうが、大河ドラマの収録中も現場では麻取が目を光らせていたはずです。だとしたら、どのようにNHKに捜査員が入館していたかです。いくら人の出入りが激しくても常識で考えるなら気づかないのが不思議です。よほど現場のスタッフが鈍感でない限り施設管理者も含め制作担当者は見慣れない捜査員の動きを不審に感じるはず。

それに薬物の噂があったとしたら、そのような情報は報道局で誰かがキャッチしていてもおかしくない。報告が入っていないなら放送のトップである放送総局長の危機管理の問題です。もっとも、これはNHKに限らずのことですが」(放送記者)

コカインの場合、覚醒剤の使用と違って反応が消えやすく尿検査は急を要するという。要は使用のタイミングを狙わないと逮捕できないというわけだ。そういった意味で、今回のピエール瀧の逮捕は、まさに「そのタイミングだった」ことになる。しかも、厚労省の麻取にとってピエール瀧の逮捕は、その「存在」を示すチャンスでもあった。

「薬物の使用では、これまで警視庁の組織犯罪対策部が一歩リードしていた部分がありましたからね。実際、警視庁の組対と厚労省の麻取とはライバル関係にありました。しかも、警視庁は『(薬物犯罪は)俺たちに任せておけばいい』といった感じだったといいます。それが俳優の高知東生を麻取が覚せい剤取締法違反で逮捕(16年6月)したのに対して、警視庁はASKAを逮捕しておきながら尿検査で大失態を犯した。さすがに、これにはメンツ丸潰れでした」(事情通)

では、逮捕されたピエール瀧の今後はどうか?

所属のソニー・ミュージックアーティスツは社長が代わったばかりで災難だったが、電気グルーヴの30周年コンサートの東京で予定していたファイナル公演は中止になった。おそらく、NHKも年末の「紅白」への出場を考えていたはずだが、それも白紙だろう。当然、ピエール瀧との所属契約も解消されるだろうが、今後生じる損害は数十億円に達するはずで、その支払いをどうするかは成り行きだろう。ただ、電気グルーヴは、ピエール瀧が抜けたとしても「純烈」のように時期を見て活動を再開するはずである。

自供次第では「不起訴処分」もあり得るか

ところで、これは捜査の進展にもよるが、コカインの入手ルートなどを素直に自供すれば、場合によっては「不起訴」になる可能性も指摘されている。覚醒剤に比べてコカインの場合は「常習性」の高い薬物で、不起訴はあり得ないことだとは思うが…。

実際、元グラビアアイドルだった高部あいがコカインを使用していながら「起訴猶予処分」になった事例もある。「妊娠中だった」という理由もあったが、その一方で「使用量が少ない」「反省している」「(逮捕によって)社会的制裁を受けた」というのが地検の判断だった。そういった事例から判断すると、今回のピエール瀧の「不起訴処分」もあり得ないことではない。

麻取に詳しい記者は「厚労省の麻取にとって、一番重要なことはコカインの入手ルートを解明することで、ピエール瀧も入手ルートさえ素直に吐いてくれたら、その後、起訴されようと不起訴になろうとどうでもいい話なのです」とした上で、

「とにかく今の麻取は入手ルート解明のためなら、どんな手段にも出るといいますからね。その理由は2020年問題。暴力団の資金源撲滅もありますが、それ以上に東京五輪で外国人がたくさん入ってくることへの危機感があるようです。彼らからすると日本が薬物天国になったら大変ですからね。そういった意味では、警視庁も変なライバル意識を持つのではなく、それこそ厚労省と一体となって捜査していく必要はあると思います」(薬物ウォッチャー)

情報では、〝改元〟までに芸能界では「薬物の内偵捜査は進んでいます。さらに大物の逮捕がある」(スポーツ紙記者)と言われる。テレビ局も広告代理店も戦々恐々だ。

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