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放射線の値も減ったことにするヤラセ・テクニック

飯舘村の皆さんには残念な話だが、東京新聞に小沢祥司さんが書いている記事によれば、飯舘村の空間線量率の値が今年になって急降下したのは、ヤラセともいうべき人為操作の結果のようだ。

文科省サイトに発表されている飯舘村の放射線モニタリング情報は以下のとおりだ。

飯舘村の観測結果一覧

2012年04月11日 11時50分時点
飯舘村立草野幼稚園 2.133μSv/h
飯舘村立飯樋幼稚園 2.505μSv/h
飯舘村立飯舘中学校 3.019μSv/h
福島県立相馬農業高等学校飯舘校 4.522μSv/h
飯舘村役場 0.970μSv/h
前乗集会所 1.386μSv/h
八木沢芦原多目的集会所 1.651μSv/h
上飯樋地区集会所 1.977μSv/h
飯樋小学校 2.106μSv/h
臼石小学校 2.633μSv/h
大倉体育館 1.211μSv/h
草野小学校 1.688μSv/h
小宮コミュニティセンター 3.846μSv/h
佐須公民館 1.919μSv/h
長泥コミュニティーセンター 5.793μSv/h
比曽公民館 3.315μSv/h
前田公民館 2.250μSv/h
蕨平公民館 5.686μSv/h
関沢コミュニティーセンター 2.968μSv/h
宮内集会所 1.892μSv/h
前田中組集会所 2.223μSv/h
関根松塚集会所 2.156μSv/h
二枚橋集会所 1.168μSv/h

この表だけから見ても線量にはばらつきがあるが、村役場は1μシーベルト/hを下回っている。
しかしこれにはカラクリがあり、小沢さんの記事によれば、モニタリングポストの回りは徹底的に除染され、表土も入れ替えられ、しかも測定器の下には分厚い鉄板が敷かれてガンマ線を遮っているそうである。

この話、既に随分前から一部メディアでは流れていた。
ゲンダイネット:環境省の詳細調査が証明した「文科省発 飯舘村の放射線量」やっぱりウソ  

問題は飯舘村の放射線量だ。村内全3147カ所を見ると、最大は毎時21.2マイクロシーベルト。エリアによってバラつきはあるが、政府が定めた許容被曝量「年間20ミリシーベルト」(毎時3.8マイクロシーベルト)を上回る地域が大半だ。
 ところが、文科省が1月16日に発表した飯舘村の放射線量は毎時1.17マイクロシーベルトだった。環境省調査でこの数値を下回ったエリアは、たったの1カ所。0.03%の確率に過ぎない。

 この記事にはさらに、酪農家の話として「昨年11月末ごろ、国の除染モデル事業を請け負った大成建設の作業員とみられる10人ほどが、村のモニタリングポストを高圧洗浄機で洗い、土台の土をソックリ入れ替える作業を行っていた。その様子を複数の村民が目撃していたのです」と書かれている。

ちなみに、小沢さんの記事では、文科省に問い合わせると、除染は内閣府のやることだから知らんといい、除染を担当した内閣府はモニタリングポストがあるなんて知らんといっているそうだ。

政府の原子力政策はウソとゴマカシの上に成り立っているのか。特に人為的な操作を加えないと、原子力政策は遂行できないのか?

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