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バチカン、モナコ、サンマリノ、リヒテンシュタイン、そして日本

 御世代わりのこの時期に、外務省や国会図書館からの資料を秘書と分析しながら、先の大戦から74年間、戦火を交えていない国を調べてみました。

 国連加盟国193か国の内、わずか、5ヵ国しかありません。

 バチカン、モナコ、サンマリノ、リヒテンシュタイン、そして、日本です。

 もちろん戦火の定義にもよりますが、主権国家としての戦争のみならず、コソボやイラクやアフガニスタン等への多国籍軍への参加を含めると、スイスや北欧の国々も入りますし、ゲリラ戦や内乱内戦、軍事クーデターも含めると、ブータンやチリも戦後そのような時期がありました。

 そして、バチカン、モナコ、サンマリノ、リヒテンシュタインといった日本以外の四ヵ国は、そもそも別の国家の中に、国、領土があり、軍隊も他国に委ねている実態からすると、日本は世界史の中でも特別な歩みを重ねています。

 また、戦後74年間の平和国家の歩みといいますが、明治維新のあった1868年からの74年間(1942年)で、かつて我が国は、戊辰戦争、日清戦争、日露戦争、日中戦争、そして、日米開戦と、幾多の戦いをしてきました。

 御世代わりのこの時期だからこそ、改めて再確認することが大切です。

 平和国家という国是。

 それは、自由や民主主義、人権、国際法といった普遍的価値とそれを尊重する国家、国際機関と共に歩み、発展を期すという潮流を守り、体現するということです。

 日本を取り巻く安全保障や国際経済環境は非常に厳しくなりつつあるからこそ、そういった大局観、歴史的視座を踏まえて、未来への意思を確かなものにしていかなくてはならないと考えます。

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