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「投げ出し選挙」は許さない

 今回、松井大阪府知事と吉村大阪市長が辞職して、立場を入れ替えて選挙をするということ、未練がましいなあと思いました。これはすでに住民投票で決着がついた話ではないでしょうか。独り相撲に大阪府民・市民を巻き込まないでほしいと思います。

 クロス選挙とか出直し選挙とか言われているけれども、今回は「投げ出し選挙」だと思います。結局、「都構想」だなんだといって、行き詰って投げ出した。そんななかで困るのは大阪府民や市民です。府民や市民の生活は投げ出すことはできません。

 府政と市政、今年はG20もあり、災害対策や子どもの貧困などやらなくてはならない課題がいっぱいあるなか、自分たちの思惑で、自治体の長が投げ出している場合ではないと思います。まだ「都構想」といっているのか、それよりも暮らしのことをしっかりやってほしい――これが府民・市民の正直な気持ちだと思うんです。今回の知事や市長の対応と、府民・市民の思いがズレまくっているといわざるをえません。こんなことをしているヒマがあったら、大阪の現実をしっかり見据えて、いまとりくまなければならない課題にしっかりとりくむ、これが自治体の長の役割だと思うんです。

 民主主義をもてあそぶのはやめていただきたい。今後の対応については、こんな「投げ出し選挙」は認められないと考える府民や市民のみなさんと力を合わせてただしていかなければいけないと考えています。

 知事や市長の任期は公職選挙法で決まっていますが、法の趣旨としては、自分の都合のいいときにやめて、任期を延長するということを想定していません。だから任期をきっちりまっとうして選挙をするというのが常道です。沖縄の場合は、県民が県民投票をしてほしいと署名を集めて議会に示しました。県民がのぞんでやったわけです。自分たちの思惑が通らないから辞職をして選挙するというのは、民主主義に対する挑戦です。これは大阪にとっては非常事態です。これをしっかりと止めていく、府民・市民はそれを望んでいると思います。

辻元清美・立憲民主党大阪府連合代表記者会見より(抜粋)


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