記事

5G時代にファーウェイ排除は無理筋? MWCで見せた圧倒的な存在感

1/2

毎年、2月下旬に開催される世界最大級のモバイル関連展示会「MWC」。いままでは「Mobile World Congress」という名称であったが、今年からは略称のMWCが正式名称になった。5G時代はモバイルだけではなく、あらゆる産業に影響を及ぼすということから、モバイルからの脱却を図った。

そんな今年のMWCで、私が渡航前に注目していたのはファーウェイの動向だった。

昨年末から、カナダで幹部が逮捕されるなど、米中経済摩擦の発端となったファーウェイ問題。アメリカでは通信機器の締め出しが決まるなど、強烈な逆風が吹くファーウェイが、果たして、世界の通信業界関係者が集うイベントでどんな立ち振る舞いをするかが気になっていたのだ。

「折りたたみスマホ」「5G」ともに強い自信

結局のところ、MWCにおけるファーウェイは例年と何一つ変わらない「通常営業」だった。むしろ、MWCにおける存在感は増していたようにも感じた。

MWC開幕前日、ファーウェイは折りたたみスマホ「Mate X」を発表した。デバイスの詳細は既に様々な記事が世に出回っているだろうから、そちらを参考にして欲しいが、何が凄いかと言えば、すでに動くデバイスが存在していたという点だ。

会場内のファーウェイブースでは触れないようにガラスに覆われて展示されていたが、ファーウェイの幹部にインタビュー取材した報道関係者には、Mate Xを自由に触り、撮影する時間が設けられた。

「Mate X」

何度も折り曲げようが、動画を撮影しようが、何をしてもOK。発売まで3か月近くあるにも関わらず、ここまで堂々とメディアに触らせるのは、まさにファーウェイがかなりの自信を持って、製品を開発している様子がうかがえた。

折りたたみスマホに関しては、MWC開催の前週、サムスン電子も「Galaxy Fold」を発表している。しかし、MWCでは、ガラスのケースに入れられて展示されているのみ。しかも、撮影しても詳細がわからないように、ケースはガラスが何枚も重なったミラー構造になっていた。

結果、メディアへの記事、YouTubeなどの動画としての露出は、圧倒的にMate Xのほうが多かったはずだ。

また、Mate Xが凄いのが、すでに5G対応スマホとして発売するという点。折りたたみと5Gを1台で両立してきたことに驚かされた。サムスンの場合、折りたたみとは別に「Galaxy S10 5G」というモデルが存在する。つまり、折りたたみと5Gは別なのだ。

あわせて読みたい

「HUAWEI(ファーウェイ)」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    都知事がアラビア語拒否した顛末

    上田令子(東京都議会議員江戸川区選出)

  2. 2

    小池知事にアラビア語答弁を要求

    BLOGOS しらべる部

  3. 3

    報ステの富川アナが嫌われるワケ

    渡邉裕二

  4. 4

    米の「韓国切り」で文政権ピンチ

    PRESIDENT Online

  5. 5

    倉持由香 誹謗中傷で弁護士依頼

    倉持由香

  6. 6

    コロナで航空優待券が驚きの価格

    PRESIDENT Online

  7. 7

    コロナ感染と減収 苦難抱えるCA

    小林ゆうこ

  8. 8

    米スーパーで合法的万引き状態か

    後藤文俊

  9. 9

    コロナで露呈 日本の構造的問題

    ヒロ

  10. 10

    リアリティ番組 海外相次ぎ自殺

    田近昌也

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。