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英中銀、EU離脱の行方明確になるまで政策変更待つべき=ソーンダーズ委員

[ロンドン 6日 ロイター] - イングランド中銀(英中央銀行)金融政策委員会のソーンダーズ委員は6日、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の展開が明確になるまで中銀は政策スタンスを変更するべきではないとの考えを示した。

同委員は、EU離脱が円滑なものになれば、中銀は緩やかなペースで利上げを実施する必要があるが、政策に対して異なる影響を及ぼすさまざまなシナリオが存在していると指摘。 「将来的に金融引き締めが必要になる可能性は、現時点で引き締めを行う必要があることを必ずしも示していない」とし、「超過需要を生み出すほど経済成長が力強くないこと、インフレ動向が良好に推移していることを踏まえると、現時点ではブレグジットがどのような展開になるのか、様子を見ることが理にかなう」と述べた。

中銀はこれまでも、英国が条件などで合意しないままEUを離脱することになれば、金融政策はどちらの方向にシフトすることもあり得るとの見解を表明。ソーンダーズ委員はこうした見方を改めて示した。

カーニー総裁は前週、合意なき離脱が現実のものとなった場合、中銀は景気を一段と支援する公算が大きいと表明。ソーンダーズ委員はこれについては「確実なことは言えない」とし、「ハードブレグジットがもたらすような開放性を制限する過程を経験した国は、存在したとしても極めて少ない」と述べた。

ソーンダーズ委員はこの日の講演の大部分を中銀の利上げ効果が薄れていることに割き、政策金利が1.0%だったとすると、25ベーシスポイント(bp)の金利変更がもたらす経済への影響は比較的小さくなっていることから、より大きな幅での変更が適切になると指摘。どの水準で金利変更の効果が薄れるのか正確に把握するのは難しいとしながらも、個人的には2%前後ではないかと考えていると述べた。

英中銀は2017年11月と18年8月に利上げを実施。ソーンダーズ委員はこの2回の利上げ前、利上げを強く支持していた。

*内容を追加しました。

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