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ミャンマー、軍vs仏教徒戦闘激化

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ラカイン州の投資フェア開幕式に出席したスー・チー顧問(中央)2019年2月23日 出典:The Republic of the Union of Myanmar State Counsellor Office Homepage

大塚智彦(Pan Asia News 記者)

【まとめ】

・ミャンマー西部で紛争激化。政治への関与主張する軍に好材料。

・憲法改正巡る民主化勢力と軍の駆け引き、攻防激化も背景か。

・スー・チー氏、軍部と正面から向き合い民主化遂行できるか。

【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=44518でお読みください。】

ミャンマー西部ラカイン州で2019年の年明けから政府軍と同州の仏教徒過激組織「アラカン軍(AA)」による衝突、戦闘が激化している。同州では少数派イスラム教徒の「ロヒンギャ族」の武装組織がやはり政府軍と戦闘状態を続けており、隣国バングラデシュに避難した約70万人といわれるロヒンギャ族のミャンマー帰還事業は、ラカイン州でのイスラム教徒、仏教徒という2つの勢力と政府軍の紛争が継続していることもあり、遅々として進んでいないのが現状だ。

同州での戦闘ではしばしば政府軍による「深刻な人権侵害事案」が指摘されており、憲法改正で軍の政治関与の度合いを薄めようとするアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相と軍による「改正案での駆け引き」も絡み、ミャンマー政府は厳しい局面に立たされようとしている。

米政府系放送局「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」が2月27日に伝えたところによると、ミャンマー国軍は「AAの戦闘員がミャンマー政府軍の兵士の服装、記章ワッペンを着用して一般市民を拘束、暴力行為を行うケースが増加している」「国軍に人権侵害の責任をなすりつけるこうした偽装工作は何年も前から行われているが、最近特に激しくなっている」とする軍情報部の報告をゾー・ミン・トン准将がRFAに対して明らかにした。同准将は「国軍が確保したAAのメンバーから正規軍の制服、記章などが発見されたためである」と根拠を挙げて説明したという。

その上で一般住民に対し「政府軍の制服を着用した人物による違法行為は軍に報告するように」と求めている。

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