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各局のニュース番組はフリーを巻き込んだ女性アナの修羅場と化す?

BLOGOS編集部

民放各局の女子アナの〝退社報道〟が相次ぐ一方、フリーに転身した女子アナの争奪戦が激化している。そこで〝台風の目〟となりそうなのが、2016年にフジテレビを退社した〝カトパン〟こと加藤綾子アナ(33)と、この3月末でテレビ朝日を退社することで調整している小川彩佳アナ(34)である。

10年に1人の逸材 加藤綾子アナ

BLOGOS編集部

まず、加藤アナ。古巣のフジテレビが夕方枠の新ニュース番組「Live News it!」でメインキャスターに起用することを明らかにした。

フジテレビは、昨年4月に宮内正喜社長の肝いりで「プライム」で統一した報道番組をスタートしたものの、当初、メインキャスターに決まっていた元NHKの〝麿〟こと登坂淳一アナ(47)に過去のセクハラ問題が発覚。結局、自ら番組を降板する羽目に。ところが、その後任に指名された報道局解説委員長の反町理氏(54)もパワハラ、セクハラ問題が発覚する始末で、視聴率も一向に上がらず「現場のモチベーションも下がる一方だった」(関係者)。

そのため、報道番組の統一ブランドとしてきた「プライム」の看板を僅か1年で下ろし、新たな番組名を「Live News」に変更、起死回生を図るつもりでメインキャスターに抜擢したのが加藤アナだった。同局報道局の関係者は、

「現在、夕方に放送中の『プライムニュースイブニング』は、12月の平均視聴率が5.0%、1月は5.3%、そして2月も5.5%と、ようやく改善の兆しが見えつつあリます。その流れを維持するためにも、いろいろな企画、ネタなどを試しながら、4月新番組で進化を遂げたい」

と、意欲を見せるが、さすがに今回のキャスティングには局内からも「プライドのカケラもない人選」なんて異論もでる始末。逆に、それだけ人材難に陥っている証拠だろう。

しかし、加藤アナは人気・実力でも「10年に1人の逸材だった」(放送関係者)だけに「背に腹はかえられない」と言うのがホンネだろう。

その加藤アナは、国立音楽大学を卒業した08年にフジテレビに入社したが、当時の噂によればフジテレビ以外に日本テレビ、TBS、テレビ朝日と、テレビ東京を除く全4局から内定が出たと言われている。それだけに入社前から〝スーパー綾子〟の異名があった。

2000年代のフジテレビの人気NO.1は〝アヤパン〟こと高島彩アナ(40)だったが、「(加藤アナは)その高島アナの人気を揺るがすほどの存在になり、局内外では〝第2のアヤパン〟とも言われてきた」(女子アナウォッチャー)。

それだけに、3年前の2016年にフジテレビを退社する際には「芸能事務所10社が奪い合った」(事情通)と、その人気ぶりは今や伝説にもなっている。その結果、鈴木雅之や篠原涼子、鈴木杏樹らが所属する大手芸能プロダクションに所属することになり、本業だったアナウンサーの仕事だけではなく、NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」やTBSの日曜劇場「ブラックペアン」などに女優として出演するなど活動の幅も広げていった。

報道をやるからにはスキャンダルに注意

これまで、司会としてはバラエティーなどが多かった彼女が「なぜ、ここにきて報道番組を引き受ける気になったのか」と疑問視する声も放送記者の間にはあるが、ここにきてフリーアナとしての生き残りをかけたとも言えなくもない。

「フリーの女子アナは毎年100人以上生まれていると言われています。いくら局アナ時代に名前が売れていたと言っても、フリーに転じたら今度は、その人気を保つのが並のことではありませんからね。さらに言うなら女子アナ人気NO1と言われる日テレの水卜麻美アナ(31)ですら、噂はあってもフリーになることに踏み切れない状況があるのです」(放送関係者)。

フリー女子アナ飽和時代では、加藤アナもウカウカしていられないということだろう。そういった中で「彼女にとってニュースキャスターという肩書きは魅力的だったはずです。しかも古巣の看板報道番組ですからね、これ以上のものはありません」(放送記者)。

しかし、報道番組を任される以上は、スキャンダル対策も欠かせなくなる。確かに、加藤アナは決定的な証拠は握られなかったものの、これまで、例えばダルビッシュ有やベッキーと結婚した巨人コーチの片岡治大などとの熱愛が噂されたりした。もっとも「彼女は警戒心が人一倍強いので心配はない」と言われているのだが…。

テレ朝を退社する小川彩佳アナ

BLOGOS編集部

一方、テレビ朝日を3月いっぱいで退社する小川彩佳アナはどうか。

すでに、フリーに転身後はTBSの看板報道番組「NEWS23」のメインキャスターに就くことが既定路線になりつつある。

どうやら、テレビ朝日の方針に不満を抱いていた小川アナの動向を察知したTBSが接触を図ったのは最近のことだと言われる。そのTBSは今年、放送開始30年を迎える「NEWS23」のテコ入れに頭を抱えていた。そんな時に報道・情報系番組出身で、しかも視聴者からも評価の高い小川アナはうってつけの女子アナ。フリーになるなら喉から手が出るほど欲しかったはず。いずれにしても「小川アナとTBSの思惑が一致したことは確かでしょう」(放送関係者)。

余談になるが、元TBSのアナウンサーで現在はフリーで活躍中の田中みな実アナ(32)は、もともと青山学院大学のテニスサークルの後輩だったが、卒業後は小川アナに憧れてアナウンサーの世界を目指したことを明らかにしている。

BLOGOS編集部

それにしても、小川アナのTBS移籍に面白くないのがテレビ朝日だ。「寿退社だと思っていたら、その裏でTBSが動いていたということにもなるわけですからね。しかも最近では結婚より、『NEWS23』話ばかりです。さすがに早川会長も怒り心頭だったと言われています」(放送記者)。

テレビ朝日としては小川アナと同時に宇賀なつみアナも3月末に退社する。〝看板アナ〟に2人も辞められるのは正直言って頭が痛いはずだ。しかも、同局では竹内由恵アナの独立も囁かれていたと言われるだけに、女子アナの動きには「かなり神経質になっている」ようだ。

小川アナが「NEWS23」に登場するのは早くて7月と言われる。しかし、4月からフジテレビは、加藤アナを起用する「Live News it!」と同時に、夜の新報道番組「Live News α」のメインキャスターに人気の三田友梨佳アナ(31)の起用を決めている。

さらに、NHKも井上あさひアナ(37)が夜の新ニュース番組に登場する。日テレは有働由美子アナの「news zero」を継続するが、平成が終わり、新しい時代に移り変わる中で、各局の夕方から夜にかけてのニュース番組にはフリーも巻き込んで続々と女子アナが舞い降りてくる。そして、この国特有の男性社会の中で、女子アナが熾烈な視聴率争いを繰り広げることになる。

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