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「0円マイカー」を実現? DeNAとSOMPOが個人間カーシェアとマイカーリースで新会社

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「0円マイカー」とは?

「DeNA SOMPO Mobility」では、Anycaを使った新しい取り組み「0円マイカー」も始める。同社でクルマを所有し、レンタカー登録とカーシェアでクルマを受け渡す際に使う機器の取り付けを行った上で、一定回数は無料で使用できるクルマとして利用者に貸し出すサービスだ。

ただし、このサービスの利用者は、自分で駐車場を用意しなければならないので、人によっては「0円」にならない点には注意が必要だ。もっといえば、自分でクルマに乗る際のガソリン代や高速道路代を考えると、完全に「0円」でマイカーを持つのは難しいだろう。

「0円マイカー」は、駐車場を提供すれば、月に何度かは自分で使えて、残りの時間はカーシェアに提供するクルマを手元において置ける、というイメージだ

すでにクルマを持っている人でも、クルマの「使用者」を「DeNA SOMPO Mobility」に変更することで、同サービスを利用できる。その場合、「DeNA SOMPO Mobility」はクルマの所有者に対し、カーシェアをすることを条件に一定額を支給するそうだ。金額はこれから詰めるという。

サブスクリプション+カーシェアというクルマの持ち方

DeNAとSOMPOが設立するもう1つの合弁会社「DeNA SOMPO Carlife」では、2019年6月から「マイカーリース事業」を開始する。これはクルマのサブスクリプションサービスで、まずは首都圏、大阪府、愛知県で初めて、将来的には全国に拡大する。目指すは月間1,000台規模の提供だ。

このサービスの特徴は、リースで所有するクルマをAnycaに登録できるところ。毎月、定額のリース料を支払う必要はあるが、カーシェアで収入が得られれば、実質負担額を減らすことができる。

これは試算だが、うまくいけばクルマが月々2万円前後で使えるかもしれない

クルマのサブスクリプションサービスといえば先頃、トヨタ自動車が参入を発表したばかり。「プリウス」が月々5万円弱、「レクサス」が同19万4,400円という価格設定が高いのか安いのかについては、さまざまな見解を伝える報道を目にした。この手のサービスを普及させたい事業者にとって、価格設定への納得感を得られるかどうかが鍵になるのは間違いない。

「DeNA SOMPO Carlife」のマイカーリースは、リース料からカーシェアで得た収入を差し引くことで実質負担額を抑えられるところが魅力といえる。しかし、カーシェアでクルマをコンスタントに借りてもらえなければ、場合によっては満額を支払わなければならないところは気にかかる。利用者がどこに住んでいて、どんなクルマをリースするのかが、月々の支払額を左右しそうなサービスだ。

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