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アートとは何? 大学の公開講座でこれはないでしょう 京都造形芸術大学に対する提訴

 先般、京都造形大の公開講座の中の1つ、会田誠氏の講演で環境型セクハラに遭い、精神的苦痛を受けたとして京都造形芸術大学に対し、慰謝料を求めて提訴したというニュースがありました。
「会田誠さんらの講義で苦痛受けた」女性受講生が「セクハラ」で京都造形大を提訴」(弁護士ドットコム)

 これに対しては、嫌だったら受講しなければいいとか、そもそも会田誠なる人物がどのような作風なのかも知らないのか、など提訴した原告に対する批判が多いようです。


大学に求められる質というものがあるはずだ



 原告がどのように認識していようと、大学の公開講座で下ネタばかりというのはどうかと思います。そうしたことを想定して大学が講師を選定したのであれば明らかに大学側の責任です。それ故に会田氏ではなく、大学に対して提訴したのはその通りです。

 もともと下ネタしか語れないような会田氏ですが、大学からの公開講座の講師の依頼があって、自身の下ネタを語ればいいなどと思っていたのでしょうか。何も考えていなかったのでしょうか。
 本来、講演を行うということであれば、どのような趣旨でどのような内容で語るのかということはオーダー側の要望もあるのが普通です。

 公開講座の趣旨は、「ヌードを通して、芸術作品の見方を身につけるという内容」ということですから、単なるわいせつなものは想定されていませんし、わいせつ一辺倒の解説なども聴講する側だって想定していません。そのオーダーの趣旨を受け入れられないのであればオーダー側も講師を依頼すべきではありませんし、講師側も依頼を受けるべきではありません。
 下ネタだけで講演が成り立つのであれば、もはや大学の講座の名に値しません。

そういう意味では、会田氏の作風を知らんのかという批判は的外れでもあります。
 あくまで原告が申し込んだのは、大学の公開講座であるということを期待するものだからです。

それは大学側も認めているとおりです。
「大学側は同年7月、環境型セクハラについて、対策が不十分だったと認める内容の調査報告書をまとめたという。」(前掲弁護士ドットコム)
会田氏はどんな作風か知らんのかという批判は、大学側に向けるべき批判です。

 こうした原告の行動に対して、非難が殺到していることは憂慮に堪えません。

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