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ベネズエラ問題に関する安保理でのやり取り

al arabiya net は、ロシアと中国が安保理で28日、米国の決議案に拒否権を行使し、これに反対のロシアの決議案は採択に必要な9票も獲得できなかったと報じています。

この話はベネズエラの問題で、ここでの主題の中東問題とは関連がありませんが、最近お国際情勢が米国のINF協定離脱とか冷戦の再来などと評されていて、冷戦時代は中東が米ソの主たる角逐の場の一つでしたので、悪夢の再来か?と言うことで、ベネズエラ問題の本質はともかく、28日の安保理の動きだけ次の通り。

中東でも勿論、米ソではなく、米ロの角逐があるようですが、現在のところトランプの戦略がシリア等からの撤退作戦と言う後ろ向きなもので、トランプ流の一国主義、大統領の一人芝居的外交で、米の中東に対する影響が低下しているように見えるのに対し、プーチンの政策は、冷戦時代の中東での米国の最大の同盟国のトルコやイスラエルまで取り込みつつある屋で、着実に点数を稼いで知る感じがします
従って、中東の問題に関心の集中している方は、以下は読み飛ばしてください。

・28日の安保理で、ロシア、中国が並んで米決議案に拒否権を行使したが、2国がそろっての拒否権行使は珍しい

・その他では南アフリカが反対票を投じ、赤道ギニア、象牙海岸、インドネシアが棄権し、9国(欧州、ラ米等)が賛成した

・他方、これに対抗するロシア決議案は9票も獲得できなかった(安保理の実質事項に関する決議案は、メンバー国15のうち、総ての常任理事国…米ロ英仏中国…を含む9国の賛成で成立する)

賛成したのはロシアと中国の他、南アフリカ、赤道ギニアだけの4国であった

https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/2019/03/01/فيتو-مزدوج-نادر-ضد-مشروع-قرار-أميركي-حول-فنزويلا.html

取り合えず以上ですが、米国は自らの決議案が成立に必要な9票をとったが、中ロの拒否権で成立しなかった反面、ロシアの決議案は中ロを除くと2票しか獲得しなかったということで、国際世論は我にあり!と言うことでいよいよ軍事介入に踏み切るのでしょうか?(などと書いていると、どことなく冷戦時代を思い出しますが、なんだか物騒な世の中になってきました。勿論昨日書いた核保有国インドとパキスタンのの対立、北朝鮮の核問題等、どうやら今年の国際情勢は剣呑な状況が続きそうです)

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