7日付のy net news 及びal arabiya net は最近国連が発表した、世界の国民の幸せ度の順位を報じています。
これは国連の委託でコロンビア大学が2005〜2011年のギャロップ世論調査等から、健康、職の安全、政治的・個人的自由、腐敗等複数の要素を組み合わせて総合したものとのことですが、当然のことながら双方とも自分の国の順位について最も関心を示しています。
因みにイスラエルは14位で、アラブ諸国からは湾岸の4国だけが上位に入り、UAEが17位、サウディが26位、クウェイトが29位、カタールが31位とのことです。
その他では、トップはいずれも北欧諸国で、1位がデンマーク、2位がフィンランド、3位がノルウェイで、その後4位がオランダ、5位がカナダと続くそうです。
米国は11位とのことです。
下の方は(要するに不幸な国は)ベニン、中央アフリカ、トーゴー、シエラレオーネが来るそうです。
日本の順位は不明。
アラビア語の記事ではリストアップされたのは50国とのことですが、どうしてこれらの国だけが選ばれたのかも不明です。
双方の記事をとりまとめると以上の通りですが上位の国については余り異論はないかもしれませんが(尤も何故スウェーデンがトップ5に入っていないのか、とか、フィンランドは確か若干昔のことではありますが、男性のアル中と自殺者が非常に多いと日本のマスコミに出てた、とかの疑問はあるが)アラブの国の中で、何故サウディがこんなに上に来るのか(自由は最も無い国です・・政治的にも個人的にも。また一人当たりの所得で言えばクウェイトとカタールの方がサウディよりもずっと高かったと思います)バハレンは?とかいろいろと疑問の点はありますが、取りあえず矢張りお金持ちは幸せ度が高いのでしょうね!!
http://www.alarabiya.net/articles/2012/04/07/206102.html
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4213575,00.html
記事
- 2012年04月08日 14:56