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低線量CTで肺がん検診をやると肺がんで死亡するリスクが51%低下する 有望 ただ確定ではない 日立職員関係者というバイアス 

がんの早期発見は死亡率を下げるとなんとなくみんなが理解しています。ところが実は有効な検診、その検診によりがんによる死亡率を下げるものはそこまで多くはありません。

今後しっかり再確認しなければいけませんが、CTを使った検診で、肺がん死亡者が減る可能性が示唆される論文が出ました。日立市での取り組み、いや会社としての日立の取り組みの解析です。

A population-based cohort study to evaluate the effectiveness of lung cancer screening using low-dose CT in Hitachi city, Japan

日本語の解説サイトから(読めなければすみません)
肺がん罹患リスクが23%増加(ハザード比1.23、95%CI 1.00~1.51、図)した一方、肺がん死亡リスクは51%と大幅に減少した(同0.49、0.34~0.70)。

つまり早期に肺がんを見つける割合が増え、肺がんで死亡する割合が減るというという結果です。早期に見つけることができ対応できたというのが一番妥当な理由ですが、いわゆる甲状腺がんで言われた過剰診断の可能性もあるかもしれません。
>また、CT検診群では全死因死亡も43%減少していた(同0.57、0.52~0.62)。

他の病気(血管系等)を早期に見つけてくれたのでしょうか。詳細な分析はされていません。またCT検診を受けた人は基本日立の関係者。そこそこ生活レベルが高かった可能性もあります。 もちろん放射線誘発がんのリスクも当然考えなければいけません。日本のCTの放射線量はX-Pに比べて高いのは事実ですからね。ただがんを誘発して生存率が上昇するというのは理屈は合わないです。CTによる誘発がんの可能性は低いと論文には記載されています。
>今後、症例対照研究を行い、適切な検診対象や検診間隔について検討する予定にしている。

このままでは残念ながらエビデンスは低いので、高いエビデンスのために臨床研究を行う計画とのこと。期待しています。

ただもう一度書いておきますが、CTとXーPでは実は日立の職員関係者とそれ以外というバイアスがあるのです。これが実は1番大切な違いかもしれません。

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