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鳩山元首相、北海道の地震「人災」で波紋 「不確定な情報で混乱生む」と物議

北海道胆振地方で2月21日21時22分頃、最大震度6弱を観測する地震が発生した。気象庁は同日深夜に会見を開き、今回の揺れは、昨年9月に起きた北海道胆振東部地震の余震と考えられると発表している。

鳩山由紀夫元首相は地震発生直後にツイッターを更新。今回の地震を「人災」と断定し、波紋を広げている。

「先ほど北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによるものではないかと書いたばかりの本日、再び厚真町を震源とする震度6の地震が起きてしまった。被災された方々にお見舞いを申し上げると同時に、本来地震に殆ど見舞われなかった地域だけに、CCSによる人災と呼ばざるを得ない」

地震発生約3時間前にも「政府は認めないだろうがCCSは再考すべき」


CCSは、発電所や企業から排出された二酸化炭素を分離・回収し、地中深部に貯蔵する技術のこと。二酸化炭素の排出量を削減する切り札として注目されていて、日本では2003年に長岡で初めて実証実験が行われた。北海道では2012年度から、苫小牧市で実証実験が行われている。

鳩山氏はかねてから、CCS地震誘発説を唱えている。今月2日にもCCSと地震の関連性についてツイート。昨年の北海道の厚真地震を「CCSによって起こされた人災との指摘は無視できない」と主張していた。今回の地震発生の約3時間前にも「日本では地震の影響を考慮するとCCSは非現実とも述べている。政府は決して認めないだろうがCCSは再考すべきだ」と訴えていた。

今回のツイートは地震発生直後の発言とあって、「災害時に不確定な情報で混乱を煽る」「今呟く必要のあることなのか」といった批判のリプライも寄せられている。

CCSを巡っては、2012年に米スタンフォード大学の研究者チームや米国学術研究会議が地震を誘発する可能性を指摘している。なお、昨年の北海道胆振東部地震について日本CCS調査会社は、報告書で、

「気象庁公表の本地震の震源は、基盤岩中の深さ37kmにあり、CO2を圧入している堆積層と本地震の震源のある基盤岩層とは連続性がない別の地層内である」

と、CCSの実証実験と地震発生の関連性を否定している。

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