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フェイスブックと『礼節』 - 大川内義章

 昨今ソーシャルネットワークの一般社会への浸透には目を見張るものがあります。その中にはTwitterやFacebookなどの自分の意見やアクティビティを世に発信するツールが急速に拡大しています。特にFacebookは日本においてはこの3月に利用者数が1千万人を超えて急速に拡大しているようです。またFacebookは全世界での利用者数が8億人を超えているとの事です。私もその利用者の一人として、ほぼ毎日と言っていいほど自分なりの情報発信をしたり、Facebook友達との交流や利用者やメディアからの情報をつかんだりして楽しんでいます。
 ここで『ソーシャルネットワーク」とはどういうものなのかを考えてみましょう。

 まずKotobank(http://kotobank.jp/)によれば、『ソーシャルネットワーク』とは、「人と人との現実の関係をインターネットを使って補助するコミュニケーションサービスです。会員しか読み書きできないブログや掲示板のサービスだと考えてもよいでしょう。これまでのコミュニティ・サービスがどちらかといえば参加者の匿名性を重視してきたのに対し、ソーシャルネットワークでは参加者個人を明確にしたうえで、コミュニケーションが行われます。厳密な定義は存在しませんが、参加には会員からの紹介が必要、実名で参加、質を保つために会員ルールがやや厳しい、などの特徴をもつサービスが多いようです。』とあります。

■”社会人としてのお付き合い”をネットでも


 要は普段我々が行っている社会人としてのお付き合いをネット上ですると云う事ではないでしょうか。一般的な社会でのお付き合いは顔と顔を合せて挨拶を交わしたり、何かの話し合いの場で自分の意見を述べてみたり、また相手のコメントに反応したりします。ソーシャルネットワークとしてのFacebookは基本的な考えとして、実名でまた本人の写真を付けたり、そして必要最小限のプロフィールを記入して会員登録をする事になります。これにより相手の素性が判りお互いに承認し合いFacebook友達となります。そこでは「信頼」と「共感」をベースにつながることが重要視されています。具体的には、①相手を鏡として自分の価値を見直すこと。(2)相手が新しい価値を生み出すために貢献する姿勢を示すこと。(3)社会に貢献する姿勢を示すこと。(4)相手や社会から信頼されること。(5)相手とは持続的な対話や交流することが挙げられます。

 またそこには守るべきルールもあります。それは、①相手やその人に関わるものを誹謗・中傷し、必要以上に限度を逸した批判はしない。(2)人種・思想・信条・職業・居住地などで差別をしたりそれを助長したりしない。また相手を馬鹿にしたり悪口は言わない。(3)相手との意見が違っていても建設的な返信やコメントをする。(4)自分の意見や考えが明らかに間違っていたら「ごめん!」と素直に謝る。(5)自分の発言や発信する情報には自己責任を持つ。噂や憶測で発言しないなどが挙げられます。

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 論語に、『孔子曰わく、命を知らざれば、以て君子たること無きなり。礼を知らざれば
、以て立つこと無きなり。言を知らざれば、以て人を知ること無きなり。』と云うのがあります。その意としては、「自分に与えられた天命を理解しなければ、人々の手本となって指導する事などできない。礼の持つ意味を理解しなければ、人として立つ事はできない。言葉を理解しようとしなければ、人間を理解する事などできない。」と言っています。

 私は、ここで云う『礼を知らざれば、以て立つこと無きなり』をFacebookの世界でもしっかり心の中に留め置き、ソーシャルネットワーク・Facebookで知り合った友達と楽しい交流を深めたいと思いますし、微力ながらもより良い社会・地域づくりに貢献することと、何と言っても自分自身の人生が更により良く送れるように心がけたいと思います。

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