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デフレ時代を生き抜く ハイパー節約術!!

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収入はすべて貯蓄のマル秘テクニック!

小口:お金を持っている人はいいんですけど、今から持ちたいと思っている人たちは、このデフレ社会を生き抜くため、どういう風にしたらいいんですか?

森永:デフレは必ず終わります。世界でデフレになっているのは日本だけです。これは金融緩和をすれば戻るんですけど、戻り方っていうのが、デフレの時は緩やかに資産価格が下がっていくわけです。でも、戻した瞬間にポーーンと急激にあがるんです。だからコツは“急激に上がる直前に乗る”ジャンプアップの前に、株とか不動産を買う。だから底の時に乗ればいいんですけど、ここで難しいことがあるのは“底を知っているのは神様だけ”。これがマーケットの世界の格言です。

小口:「ジャンプアップの底のタイミングを狙って買い占める」って話がありましたけど、そこまでにお金を貯めておくには、どうしたらいいんですか?

森永:それはですね、今のうちから、考えられないペースで節約をする。私は“ハイパー節約術”と呼んでいますが、これは短距離走型の節約術です。

仲俣:どういうものですか?

森永:原則として、入ってきた収入はすべて貯蓄!!

仲俣:じゃあ、何を使って生活するんですか?

森永:それは、細かいバイトとか。例えば、テレビ局にいけばお弁当が3つあるでしょ?それを全部持って帰るんです。 そして1つはレンジでチン、1つはおかずだけバラして冷凍。これで数カ月持ちます。飲み物も全部、放送局から持って帰る。お菓子も控室のを本番前に全部ポケットに入れる。だから、私が出演している番組をよく見ていただくと、ポケットが膨らんでるんです。

仲俣:ホントですか!?今度見ておきますね。

森永:そうすると、生活費がかからないんです。

小口:でもそれって周囲から引かれますよね?あんまりポケットがパンパンだと。

森永:それはね、違うんです。そこで“見栄を捨てる”のが大事なんです。「ケチ」とか「セコイ」とか「シブチン」といった言葉は“褒め言葉”だと思ってください。

仲俣:そうでもしないと、森永さんのようにお金を貯められないんですね(笑)

デフレ脱却に必要なキツイ一発!

番組の最後はおなじみの森永先生への質問コーナー!こんな質問をご紹介しました!

仲俣:「インフレ・デフレに似た言葉で“スタグフレーション”というものがあります。よくわからないので、森永先生に解説をお願いしたいです!」・・・スタグフレーション、聞いたことあります!

森永:「スタグフレーション」というのは「スタグネーション(停滞)」と「インフレーション」の合成語なんですけれども。意味は「景気が低迷する中で、インフレが起こる」普通は、インフレの時は景気が良くって、デフレの時は景気が悪いんですけど。インフレなのに景気が悪いっていうのが、ヨーロッパなどで、一時期起こったんですね。だから「日本もそうなるぞ!」っていう意見もあるんですよ。ただ、今はないかなと思いますけどね。

小口:インフレで景気が悪いって、最悪ですよね?

森永:最悪です。でも、普通はそうならない。ただ「スタグフレーションになるぞ!」と警告している人は、今でもたくさんいます。

小口:でも、日本ではホントになりえない?

森永:日本ではない。

小口:過去にもなかったんですか?

森永:それに近い状況は少しありましたけど。例えば、石油ショックのあととか。ただ、普通の状態では起こらないですね。

仲俣:続きまして、こんな質問をいただきました。「フリーターの友人から、確定申告を勧められました。来年やってみようと思うんですけど、やらないとどのぐらい損をするんですか?」

森永:このメールの方が、どんなお仕事をしているかにもよりますよね。源泉徴収であらかじめ10%の税収を引かれている人だったら、低所得の場合はほとんど全部帰ってくるので、確定申告をすると収入の1割分儲かる。これは収入の低い人の場合。ただ、収入の高い人は、確定申告をすると余分に税金を払わないといけない。

小口:じゃあ、しないほうがいいんですか?

森永:いや、しないと捕まりますから!小口さんクラスになると、確定申告をして余分に税金を払うぐらいでしょ?

小口:いやいや、そんなことないですよ!私はしっかり還付してもらう側ですよ(笑)

じゃあ、最後の質問メールを紹介しましょう。「以前、国民新党の亀井さんが、量的緩和だけでなく、財政出動も同時に行わないと“デフレ脱却には効果がない”と言っていました。森永さんは、量的緩和と公共事業などの財政出動を同時に行うことをどう思いますか?」

森永:同時にやったほうがいいと思います。私は、100兆円規模の国債を発行して、それを日銀が買い受けて、代金100兆円分を政府に払う。政府はその100兆円で、公共事業をやるっていうのが一番いいと思っています。

小口:強烈な注射を一発打つっていう点ではいいと思いますが、それがず~っといい状況で続くわけじゃないですよね?

森永:それを鳩山元総理に説明しに行ったんですけど、なんかね、、、あまり乗ってこないんですよね。

小口:「鳩山さん乗ってないなぁ・・・」って、空気を感じちゃったんですね(笑)


いまだデフレからの脱却が進まない日本経済。 景気が底を打ち、ジャンプアップするタイミングまで、森永流のハイパー節約術・・・とまではいかなくても、ムリのない節約を心がけて、お金持ちの道を切り開きましょう!

ちなみに、角川SSC新書から森永卓郎さんの新刊本「庶民は知らないデフレの真実 」が、税込み798円で絶賛発売中!この日の放送では語り尽くせなかったデフレの正体が詳しく書いてあります! こちらもぜひチェックしてくださいね!

放送アーカイブはこちらから

http://blogos.com/channel/30/

■ 出演者プロフィール

画像を見る森永卓郎
1957年東京生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。日本専売公社、日本経済研究センター、三井情報開発株式会社総合研究所、UFJ総合研究所を経て、現在 獨協大学経済学部教授。 専門はマクロ経済・計量経済・労働経済

■ 森永卓郎オフィシャルWEBサイト ■


森永 卓郎
角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
仲俣汐里

1992年7月25日生まれ。AKB48チーム4所属。AKB48の研究生として活動しながらも、早稲田大学政治経済学部に現役合格。学業とAKB48の活動を両立させた。その努力が認められ、正規メンバーへと昇格、チーム4所属となる。

■AKB48 公式サイト■


小口絵理子

アナウンサー。1998年、ニッポン放送入社。翌年から、朝のニュース・情報番組「高嶋ひでたけのおはよう!中年探偵団」昼のバラエティ「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」のアシスタントを担当。退社後は長野県庁の派遣研修員として中国・河北大学へ1年間留学。

小口絵理子のアナウンススクール



■これまでのBLOGOS経済塾

円高は政府の「金持ち優遇政策」が原因だ
「貧乏人は死ね」という社会はおかしい!
ボーナスの使い方で人生観がわかる!
払いすぎを止められない!日本の年金制度の真実

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