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- 2019年02月20日 09:52
辺野古「反対者リスト」作成に国が関与の疑い 人権侵害の指摘も(渡瀬夏彦)
2/2北上田さんは、情報開示請求を繰り返し、防衛局の新基地計画のデタラメぶりを絶えず暴いてきた人。その過程で大浦湾の軟弱地盤の大問題を突き止めるなど、私たち新基地建設に反対する市民県民にとって非常に重要な役割を担ってきている。多忙を極める日々の中でも、抗議船船長としての抗議行動も続けている。
北上田さん同様、詳細な個人情報がリストに掲載されたことが明らかになった別の船長の女性にも話を聞くことができた。
「どうやら私の個人情報もかなり細かいところまでリストに書かれているようです。新基地建設に反対の意思表示をするだけで、犯罪者扱いをしてリストアップするなんて、許せません。家族や友人にも害が及んだらどうしようかと怖くなります。でも、私たちは国がやることに屈したりしません。今後も堂々と新基地建設反対の意思表示をしていきます」
同感だ。筆者も14年夏から数え切れぬほど抗議船に乗ってきたから、おそらく警備会社と防衛局は、わが個人情報も把握しているだろう。だが、そんなことでひるんだりはしないし、当局の人権侵害を許すわけにはいかない。
(渡瀬夏彦・ノンフィクションライター、2019年2月8日号)



