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お父さんは憲法違反?

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衆議院予算委員会で、立憲民主党の本多平直衆院議員が安倍晋三総理大臣に対して「下関の講演で「お父さん憲法違反なの」と言われて、自衛官の息子さんが涙を浮かべていたという話をしているが、これは実話なのか」という質問をしたということがニュースになっていた。(*1)

そしてこれについて、ネットメディアのnetgeekが「お父さんは違憲」のエピソードが実在したという記事を掲載している。(*2)

内容としては、元航空自衛隊空将で、東洋大学非常勤講師の織田邦男氏が「お父さん、自衛隊は違憲なの?」と小学生か中学生の子どもに言われてショックを受けたというエピソードを話している動画を紹介し、本多議員が作り話だと疑ったのは、非常に失礼な態度であると批判している。

さて、netgeekの記事を読んで思うのだが、「お父さん、自衛隊は違憲なの?」と「お父さん、違憲なの?」というこの両者。同じだろうか?

全く違うよね?

一体全体、何をどうしてどう認識すれば、この2つの言葉が同じ内容に聞こえるのだろうか。

「違憲」に対応する主語を考えると、「お父さん、自衛隊は違憲なの?」の場合は「憲法違反ではないかと子どもが問うているのは自衛隊」であるが、「お父さん、違憲なの?」だと「憲法違反ではないかと子どもが問うているのはお父さん」となってしまう。これは全く別の疑問である。

仮に僕が自衛隊員で、子どもの父親であるとして、もし子どもが「自衛隊は憲法違反なのか」と聞いてきたならば、息子の成長を喜ぶだろう。そして自衛隊と憲法の問題を教えて聞かせるだろう。

織田氏はショックを受けるよりは、社会に対してまっとうな疑問を持つようになった、子どもの成長を喜んであげればいいのに。

一方で子どもが「お父さんは憲法違反なのか」と聞いてきた場合、これは困ってしまう。

多分日本のどこを見渡しても「自衛隊員であるお父さん自身が違憲である」と主張している人はいない。この子どもはなにか大きな勘違いをしているから困ってしまう。

子どもがそんなおかしな解釈をしてきたら、僕だったらちゃんと叱ると思う。そして、人間を守るために憲法があると教える必要がある。憲法という存在は、それだけ重いものであり、自分勝手な解釈をするべきではないのだと。

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