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第4四半期シンガポールGDPは2年ぶり低い伸び、製造業減速へ


[シンガポール 15日 ロイター] - シンガポール通産省が15日発表した2018年第4・四半期の国内総生産(GDP)改定値の伸び率は予想を下回り、2年以上ぶりの低水準となった。通産省は、製造業が今年「著しく減速」する可能性があると警告した。

ハイテク製品の製造拠点で交通の中心でもあるシンガポールの開放経済では、成長の勢いが鈍化しており、長引く米中貿易戦争の影響によるアジアの輸出経済におけるリスクが鮮明となった。

通産省の当局者は2019年の見通しについて、電子機器や半導体部門を中心に製造業が「著しく減速する可能性が高い」とし、経済成長は前年に比べ鈍化するとの見方を示した。経済の7割前後を占めるサービス部門も減速する可能性が高いとした。

第4・四半期のGDP改定値は前年比1.9%増と、2016年第3・四半期(1.2%増)以来の低水準。通産省の事前予想である2.2%増、ロイターのまとめた市場予想の2.1%増に届かなかった。

前期比伸び率(年率、季節調整後)は1.4%。同省が1月2日に発表した予想は1.6%だった。

2018年通期の成長率は3.2%となり、政府予想の3.3%を下回った。

政府は、19年の成長率見通しを1.5―3.5%で据え置いた上で、レンジの中央をやや下回る可能性があるとの見方を示した。

UOBのバルナバス・ガン氏は「シンガポールは依然として輸出への依存度が非常に高い経済だ」と指摘し、「海外の見通し悪化や半導体部門の減速により、2.5%というわれわれの予想には一段の下振れリスクが生じる可能性がある」と話した。

今年の貿易の見通しは米中貿易摩擦の動向に大きく左右される。

シンガポールの18年非石油部門輸出は4.2%増加した。ただ、中国向けは8.8%減少。17年は31.1%伸びていた。

通産省の当局者は、17年の輸出が高水準だったことによる統計上のゆがみの影響が大きいと説明したが、アナリストの間では貿易摩擦の影響が出始めているとの声も聞かれた。

通産省は19年の輸出全体の伸びを0─2.0%と予想している。

*内容を追加しました。

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