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「スクショNG」に茂木健一郎「ネット上の情報流通・二次創作などについて委員がどれほどの見識を持っているのか」

違法コンテンツのスクショNGに

ネット上に違法アップロードされたあらゆるコンテンツを著作権を侵害していると知りながらダウンロードすることを全面的に違法とする方針が2月13日、文化審議会著作権分科会で承認された。

今までは海賊版対策として音楽・映像のみの対象だったが、漫画・写真などすべてのコンテンツに拡大。違法コンテンツの「スクリーンショット」(以下、スクショ)も対象となる。

これに対して脳科学者の茂木健一郎さんは14日、自身のブログに「スクショが違法というのは妥当な判断なのか」という記事の中で、「いろいろわからないことがある」と記す。茂木さんは「フェアユース」としての引用の線引きをどこに置くのかと疑問を呈している。

「刑事罰の対象云々ではなく、そもそもフェアユースは違法ではないと記すべき」

フェアユースは米国の著作権法で定められた制度で、"公正な利用"であれば著作権者の許諾なしに著作物が利用できるというもの。茂木さんは「日本の議論は、フェアユースについての認識がきちんと定式化されていない」といい、今回もそう感じているようだ。

学校のレポート制作や会社のプレゼンのために、引用として画像を張るなどの行為は「フェアユースの中に入るのだろう」とするが、「そのあたりの線引がよくわからない」という。そのため、

「刑事罰の対象にするかどうかという話ではなく、そもそもフェアユースは違法ではないとはっきりと記すべきだし、社会的な合意も形成すべきだ」

とコメント。また、ネットにアクセスして違法アップロードされたページを見ている状態と、スクショしている状態が実質的にどれくらい違うのか、パブリック空間のネットでスクショすることと、街を歩いて景観を撮ることは何が違うのか、という点で疑問が残るという。

著作権分科会のメンバーについても「インターネット上の情報流通や二次創作などの利用の実態について、委員の方がどれほどの見識、ないしはヴィジョンを持っていらしたのか、疑問を持たざるを得ない」という。

またメディアの報道についても、審議会の方針決定が事実上法案化に繋がるというニュアンスで報道をしていることについても疑問を抱いている。

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