記事

「会社のバレンタイン」が苦手です


 「会社のバレンタイン」が苦手だ。別に、自分はチョコがもらえないから、とかそんなベタな理由ではない。

 幸い、今までの会社はどこも「女がコピー、お茶汲み」みたいな古臭い性役割が残っているところはなかった。今の会社もそう。極端な話、性差なんて「トイレが別々」ぐらいしかない。ところが、なぜかこのバレンタインの文化だけは残っている。

 普段、性差をほとんど意識していないのに、バレンタインにチョコをもらうと、「いちお、女としてやらせていただいてますんでね! バレンタインデーやらせてもらっておきますね!」という無言のメッセージを受け取ったようで、なんだか申し訳ない、いたたまれない気持ちになってくるのだ。誤解を恐れずにいうと、ぼくからすればあれは「オカンにもらうチョコ」に近いのだ。

 そんな気遣いは、異性としてその先に何か発展性がある相手、あるいは発展してほしい相手にやりなよ、と思うのだ。

 「性差なんて意識していない。考えすぎだ」と言われるかもしれない。では、「バレンタインデーにチョコを渡す男」が増えただろうか?

 ホワイトデーはやらないのか、と言われればやるが、それは反対給付、お返しの意味合いが強い。裏を返せば、ホワイトデーをやらなければならなくなる理由がこのバレンタインデーなのだが。

 幸い、最近では「友チョコ」という概念が普及しているという。早く、「贈りたい(同性異性に限らず)人が、贈りたい相手」に贈る文化になればいいのに。

 ああ、今日は出社がいつも以上に憂うつだ。

あわせて読みたい

「バレンタインデー」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    GSOMIA維持 男を下げた文大統領

    自由人

  2. 2

    OYO急拡大でアパとの競争激化も

    内藤忍

  3. 3

    沢尻逮捕で考える芸能界と麻薬

    文化通信特報版

  4. 4

    GSOMIA維持で米中の対立激化か

    天木直人

  5. 5

    玉木氏 森議員の情報漏えい謝罪

    玉木雄一郎

  6. 6

    安倍首相 GSOMIA破棄凍結で会見

    AbemaTIMES

  7. 7

    ケンタッキー「安い」で劇的回復

    PRESIDENT Online

  8. 8

    不振のいきステに今行くべき理由

    内藤忍

  9. 9

    夜景撮影 一眼レフよりiPhone11?

    かさこ

  10. 10

    Google検索に勝る専門家の価値

    Chikirin

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。