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  • 東龍
  • 2019年02月13日 17:51

木村拓哉氏の大ヒット映画「マスカレード・ホテル」は、あの美食ホテルが舞台?

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ロイヤルパークホテルのロビー@著者撮影

「マスカレード・ホテル」が大ヒット

直木賞作家である東野圭吾氏の「マスカレード・ホテル」が原作となり、木村拓哉氏と長澤まさみ氏が出演した同名の映画作品が、大人気を博しています。

1月19~20日の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、東野圭吾の人気シリーズを木村拓哉主演で映画化した『マスカレード・ホテル』が、初週土日動員48万4000人、興収6億3300万円をあげ、初登場首位に輝いた。初日からの3日間では、累計動員61万人、興収8億円に迫る数字を上げており、大ヒットスタートを切った。

出典:クランクイン!

21日に発表された19、20日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、木村拓哉さん主演の「マスカレード・ホテル」(鈴木雅之監督)が初登場で首位を獲得した。土日2日間で約48万4000人を動員し、興行収入は約6億3300万円を記録。公開初日の18日から3日間の累計では、動員61万人を突破し、興行収入は8億円に迫る勢いを見せている。

出典:MANTANWEB

1月18日(金)に初日を迎えた『マスカレード・ホテル』の動員数が、公開から僅か7日間(1/24時点)で観客動員数100万人を突破した。

出典:映画ランド

映画「マスカレード・ホテル」は公開初日から観客動員数が非常に好調であり、一週間で100万人が鑑賞し、映画観客動員ランキングでも初登場でトップを獲得したということです。

ロイヤルパークホテルをイメージ

「マスカレード・ホテル」の舞台となっているのはホテル・コルテシア東京。ホテル・コルテシア東京を中心にして物語は展開していきます。

ホテル・コルテシア東京は実在しませんが、原作の小説「マスカレード・ホテル」および次作「マスカレード・イブ」、最新の「マスカレード・ナイト」では、取材協力としてロイヤルパークホテルがクレジットされています。

後ほど詳しく検証してみますが、作中に描かれているロビーの吹き抜けの様子や料飲施設の位置などを鑑みると、実際のロイヤルパークホテルと合致しているようです。

ただ、小説「マスカレード・イブ」ではオープンしたばかりのホテル・コルテシア大阪が登場しますが、大阪にロイヤルパークホテルズのホテルは存在しません。しかし、2019年6月7日にザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜が、2020年春に大阪の旗艦ホテルとしてザ ロイヤルパークホテル大阪御堂筋がオープンする予定です。

では実際のところ、ロイヤルパークホテルは「マスカレード・ホテル」と、どのような関わりをもったのでしょうか。

広報の真野碧氏に尋ねると「ホテルを舞台にした小説を描く構想段階に、東野先生から取材依頼をいただき、ご協力させていただいた。表舞台はもちろんのこと、ホテル内の裏導線やリネン室といった細部までご案内させていただいた」と答えます。

また、映画「マスカレード・ホテル」では、客室階廊下、宴会場、宴会場前廊下、衣裳室、裏導線のシーンがロイヤルパークホテルで撮影されており、他のシーンもロイヤルパークホテルが参考にされているということです。

小説との検証

ホテル・コルシア東京はロイヤルパークホテルをモデルにしていますが、小説マスカレードシリーズの記述を確認してみると、それは明らかとなります。

「マスカレード・ホテル」(集英社文庫)

  • P41 ここの日本料理店で得意先と会う約束になっている

日本料理「源氏香」が5階にある

  • P88 一部の飲食店を除いてホテル内がほぼ全館禁煙

地下1階メインバー「ロイヤルスコッツ」は喫煙可能

  • P124 このホテルにはとてもおいしいフレンチレストランがある/P126 フレンチレストランは最上階にある

最上階20階「パラッツオ」が2012年9月にフレンチからレストラン&バンケットへリニューアルオープン。小説執筆時にはまだフレンチが存在していた

  • P156 コルテシア東京のブライダルコーナーは二階にある

2階にブライダルサロンがある

  • P39 空港と行き来するリムジンバスのターミナルがすぐ近くにあるせいか、外国人客の姿も見られた

水天宮駅から東京シティエアターミナル T-CATに直結

  • P300 このホテルの地階は、地下鉄の駅と直結している

水天宮駅から地下道でホテルへ直結

  • P310 二階のフロアは中央部が吹き抜けになっていて、一階のロビーを見下ろすことができる。ティーラウンジは照明が絞られ、コーヒーよりもカクテルがふさわしい雰囲気になっていた

ロビーは吹き抜けとなっており、1階にはカクテルも提供しているロビーラウンジ「フォンテーヌ」がある

  • P377 地下のメインバーは準備中だった/P412 ホテルの地下一階にあるバーにいた

地下1階にはメインバー「ロイヤルスコッツ」がある

  • P440 最上階の鉄板焼きの店を七時から予約した/高級レストランの鉄板焼き

最上階20階に鉄板焼「すみだ」がある

「マスカレード・イブ」(集英社文庫)

  • P137 そこのコーヒーショップ/オープンフロアのラウンジを指した

1階にロビーラウンジ「フォンテーヌ」があり、同じく1階シェフズダイニング「シンフォニー」でも喫茶利用可能

このように照らし合わせてみると、ホテル・コルテシア東京はまさしく、ロイヤルパークホテルそのものであるといってもよいでしょう。

原作のファンであり、ロイヤルパークホテルを知る私にとっても、全く違和感がありません。

ホテル・コルテシア東京をイメージした商品

ロイヤルパークホテルは「マスカレード・ホテル」と非常に関係が深いだけあり、劇場公開されたことを記念し、2019年1月10日から2月28日にかけて、ホテル・コルテシア東京をイメージした商品を販売しています。

ロビーラウンジ「フォンテーヌ」で提供されているのは、真っ赤なマスカレードとバラ、ホテル・コルテシア東京のロゴマークをあしらった「マスカレードショコラ」。カラメリゼした軽やかなヘーゼルナッツプラリネムースの中に、華やかな香りをまとうバラとイチゴのジュレ、やわらかで口当たりのよいチョコレートガナッシュが閉じ込められています。

真っ白な生クリームにホテル・コルテシア東京のロゴマークが浮かび上がるホットノンアルコールカクテル「コルテシア」は、ロビーラウンジ「フォンテーヌ」およびメインバー「ロイヤルスコッツ」で提供されています。セイロンティーをベースにしており、ほのかな甘い香りが、心をほっと和ませるでしょう。

コラボレーションの経緯を尋ねると、真野氏は「小説のモデルになっているので、映像化の段階からコラボレーションの企画が持ち上がっていた。ホテル側でコラボレーションしたいことをリストアップし、商品を開発してご提供に至った」と、当初からの企画案であったと答えます。

小説および映画のファンにとって喜ばしいのはもちろん、ロイヤルパークホテルのロイヤルカスタマーにとっても新しい切り口の商品なので楽しめるのではないでしょうか。

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