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マツコ、相次ぐバカッター事件に「現実として捉えられていない人が多い。戒めは仕方ない」

画像は番組公式サイトのキャプチャ
画像は番組公式サイトのキャプチャ

SNSへの不適切動画の投稿が相次ぎ、飲食チェーンなどが謝罪に追われている。先月はすき屋のアルバイト従業員が、股間に調理用のおたまをあてがうなどの動画を投稿、今月9日はセブンイレブンでアルバイト従業員がおでんのしらたきを口に入れ、戻す動画が批判を浴びている。

2月11日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、最近次々に起こる"バカッター"問題を取り上げた。マツコ・デラックスさんは、「これだけ大騒ぎになれば、その先どうなるか分かりそうなもんだと思うけど」として、SNSが当たり前にある今の若者の意識について考えていた。(文:okei)

「SNS で動画をあげる先に友達どうしの悪ふざけ以上の世界が広がっている」

飲食店やコンビニ従業員による不適切なSNS投稿は、2013年に頻発し大きな話題となった。店内の冷蔵庫に入った写真が批判を浴び、閉店に追い込まれた店舗もあるほどだ。今回はくら寿司が、アルバイト従業員がゴミ箱に入れた魚をまな板の上に戻す動画がアップされ、株価が下落。元従業員に1000万円以上の損害賠償請求を公表している。

相次ぐ不適切投稿に、マツコ・デラックスさんは、

「SNS で動画をあげる先に友達どうしの悪ふざけ以上の世界が広がっているってことを、多分未だにあまり理解はしていないというか、理解はしているんだけど現実として捉えられていない人が多いってことじゃない?」

とコメント。「だから大企業がアルバイトの子にっていうのもちょっとあるんだけど」としつつ、

「でも、戒めとして、やっぱりこれやったらもしかして何千万も取られちゃうかもしれないんだぞっていうことが一個ないと、やる人はやるんだろうから仕方ないと思う」

と、大企業が一個人に容赦ない姿勢で臨むことも、致し方ないという認識を語った。

株式トレーダーの若林史江さんが、生まれたときからネット社会で生きる若者が、こうした事態になることを想像できないことに呆れていると、マツコさんは「生まれた時からあるからこそじゃない?」と指摘。

ある程度分別がつく大人になってからネットが出来た自分たちとは違い、

「めちゃくちゃ身近に常にそこにあるものだから、友達どうしで内輪で悪ふざけするのと境界線がないんじゃない?」

と考察したマツコさん。ふかわさんが「(若者は)インスタグラムで会話してますからね」と補足すると、「そうだよね。私たちは日常生活で会うか電話で話すしかなかったけど、それと同じなんだよね、彼らにとっては」と、ある種の理解も示していた。

リテラシー教育の重要性を説く声も 「知らなかった」では済まされない時代

この問題に関しては、他の著名人からも苦言が多数出ている。同日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)では、武井壮さんが「ひとつ言っときますけど」と、心底呆れた様子で、

「あんなの楽しくもないし、面白くもないし、すごくもないし、何にもないですよ、あれやってる人たち。本当にバカだなと周りから思われるだけで」

と忠告した。

漫画家の倉田真由美さんは、「100%悪いし、アホだなと思う」けれど、 数年前にあったバカッター事件について「若い子はみんながみんな知ってるとは限らない。教育がまず先」と、若者への教育の必要性を説き、将来がこんなことで閉ざされてしまう理不尽を嘆いた。

確かに若者へのリテラシー教育は必要だが、教育現場も無策というわけではない。筆者の子どもが通う公立学校では、小学校でも中学校でも、専門家を招いてネットのメリット・デメリットなどを教える機会を設けていた。バカッター投稿で父親が経営していたコンビニが潰れた事例も説明しており、もはや知らなかったでは済まされない時代だ。

武井さんは、「今はクレームひとつで番組が潰れるなど、こういうことがただのいたずらでは済まない脅威になってきている。取り除くための何らかの施策は必要」という考えを語った。倉田さんの意見に対しては、「教育でできればベストだけど、それでもやる人はいるからね」とつぶやいていた。

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