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メディア大変革の中で読売新聞は「紙とデジタル」で大きく舵を切ったのか

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毎日新聞も「過去になかった大改革」

 日本経済新聞や朝日新聞などはもちろんだが、毎日新聞や産経新聞でもこのところ、デジタル化に伴って組織改編が行われつつある。毎日新聞の場合は「過去になかった大改革」が大詰めで、この4月には統合編集体制へ向けて大幅な組織改編が予定されている。

 同社の松木健・東京本社編集編成局長の話を『創』特集から引用しよう。

《「社長が去年から言い続けていますが、今進めているのは『デジタルトランスフォーメーション』、会社全体をデジタル化するということです。

 もともと編集編成局のデジタル化の先兵として、2年前に統合デジタル取材センターという部署を立ち上げたのですが、それがかなり効果を上げています。デジタルの世界で話題になっているニュースをいち早く取材して、他の媒体に先駆けて報じるというケースが増えているんです。

 その統合デジタル取材センターについて、デジタル化をさらに加速させるために、この4月にスタッフを大幅に拡充します。当面は、ここが中心になって、社会部や政治部や経済部などの各出稿部と協力しながら、記事をどんどん出していくことになると思います。

 紙の新聞のスペースは限られていますから、そこで載せきれないものをデジタルで詳しく読んでもらうというケースももちろんありますが、新聞には出ていないデジタルオンリーのコンテンツを出していくことにも、これまで以上に取り組んでいこうと思います」

 この4月には組織改編も行うという。

「昔の整理部を、今私たちは『情報編成総センター』と呼んでいますが、その中にデジタルサイトを運営しているウェブ編集グループというのがあるんです。そのグループと統合デジタル取材センターが、編集編成局の中ではデジタル化の両輪を担っているんですが、4月にそこを率いるヘッドクォーターを設け、専従者を置こうと思っています。局長直属の組織ですね。

 例えば、今『デジタル毎日』という大きなサイトがあるわけですが、もう少しそこを小分けにして、我々が特別に強いコンテンツ、例えば将棋とか囲碁とか、そういう特別なサイトを作れないかとか、いろいろなことを検討していく。そうした取り組みを続けながらデジタル化を加速させていこうと思っています」》

 産経新聞も2019年10月、これまでと全く違う新しい電子媒体をスタートさせる予定で、社内での呼称が「産経新聞アンリミテッド(仮)」。なかなかすごい名前なのだが、これについては別稿に書いた。下記をご覧いただきたい。

https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20190209-00114170/
産経新聞が準備を進める新しい電子媒体「アンリミテッド(仮)」とは何か

 ともあれ大手新聞各社ともこの1~2年、相当ドラスティックに変わりつつあることがわかる。名古屋での中日新聞の紙の新聞が安定しているためにデジタル化が遅れたと言われる東京新聞でも、昨年来、会社側を突き上げるような形で現場からデジタル化への取り組みを求める声が湧きあがり、2019年中に本格的な取り組みを行うことが既に決まっている。

 新聞界はまさに激変の時代に入っていると言えるだろう。

※『創』3月号新聞特集の詳しい内容は下記をご覧いただきたい。

http://www.tsukuru.co.jp



※Yahoo!ニュースからの転載

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