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堀江貴文氏が実践する「1秒たりとも後悔しない生き方」

【「働かなくていい世界を信じ、やりたいことをやり尽くす。それが堀江貴文だ」】

 AI(人工知能)やロボットは、人間の“身体拡張”の最良のサポーターである――。最新刊『僕たちはもう働かなくていい』の中で、「AI時代」の新たな生き方を提唱する堀江貴文氏は、テクノロジーとの向き合い方を、こう結論づける。短期集中連載の最終回では、堀江氏が自身の最近の活動に触れつつ、日々、後悔しないために心がけていることを紹介する。

 テクノロジーの歴史は、人の“身体拡張”の歴史でもある。自動車が登場して、人力車や飛脚はいなくなった。移動の手段を、私たちは自動車に拡張することで、1日で数百キロを移動することができるようになった。

 人類はいまもさまざまな分野で、テクノロジーを使って身体拡張を繰り返している。そうして過去から想像もつかないような、質の高い生活を過ごしている。自動運転やドローンも、いわば「目」や「耳」など感覚の技術拡張と言える。

 身体の枠組みが広がる、革新的変化を間近にしているいま、「AIに仕事を奪われる」などという次元の低い話には、正直、向き合いたくもない。

 AIやロボットは人間の身体拡張の最良のサポーターである。手を組み続けていこうと、考えるのが正しい。仮にAIが奪う側だとして、AIに負けじと、自分も進化しようとは思わないのか? それこそが人間ではないのか?

 いろいろ言ってきたが、結局のところ、未来の予測にあまり意味はない。あまりに急速なテクノロジーの進化と、増大し続ける情報化社会において、私たちのような一般人が数十年先、いや、もう5年先の未来を占うことは、不可能に近いのだ。

 わずか10年前に、世界中の半分以上の人口がスマートフォンを手に、生活のほとんどの情報を得ている未来を、誰が想像していただろうか? トランプ大統領の出現を、韓国と北朝鮮の融和的首脳会談の実現を、表だって予測できた人すら少ない。

 ブレグジットが現実になると考えた人は? 東京オリンピックの2020年開催が決定すると、信じていた人は? 少なくとも私は、どれも予測できていなかった。

 栄華が永遠に続くかのように言われている「GAFA」(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)とて、いつまで支配的な立場を維持できるか、わからない。ひと昔前までは、ハイテク産業はIBMやマイクロソフトの支配が永遠に続くと思われた。だが巨大な力は、もう見る影もない。

◆この身をもって実証していく

 未来予測なんて、するだけ無駄だ。世界中の誰も未来を正確に言い当てることなど、できない。だから、私の意識はすべて、“いま”に集中している。

 面倒な仕事は全部なくなる。楽しいことだけ、やっていていい。遊びが仕事になる。私はすでに、そういう世界で生きている。

 最近はミュージカル俳優の活動を8年ぶりに行った。今回は客席に和牛フルコースディナー席を設け、グルメとエンターテイメントを融合するという新たな試みにも挑んだ。

 堀江さんは結局、フロントマンとして生きていたいのですね、目立ちたいだけなんですね、などとまだ言われた。見ている世界が違いすぎる。目立ちたいとか、フロントマンでいたいとか、そういう次元で、私は大事な時間を費やしたりしない。

 いまこの瞬間を、最高に楽しく、輝いている仲間たちと一緒に、遊び尽くし、やりたいことをやって生きていきたいだけなのだ。その姿を多くの人たちに見てもらい、私と同じ最高の時間を、共有したいだけだ。

 あのとき、ああしておけばよかったなどと、1秒たりとも後悔はしたくない。ありもしない未来に振り回されるのもイヤだ。

 私は毎日、楽しい。楽しくて楽しくて楽しくて、やりたいことが尽きない。インターネットなど、テクノロジーの多大なる恩恵があるからこそ、成立しているとも言える。機械やら人の手に、私のできないことや面倒くさいことを受け渡すのに、何ひとつ抵抗がない。

 だからいくらでも、好きなこと、やりたいことに全力を傾けられる。

 働かなくていい世界を信じ、やりたいことをやり尽くす。それが堀江貴文だ。

 やりたいことをやり尽くせる世界は、夢とか幻想ではなく、あなたのいますぐ近くに立ち上がっている。それは、いつでも誰でも、飛び込むことが可能な世界だ。

 僕たちはもう働かなくていい。

 嘘でも、誇張でもない。それが事実であることを、私はこの身をもって、いつまでも実証し続けていくつもりだ。

※堀江貴文・著/『僕たちはもう働かなくていい』より

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