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医学部入試差別から考える ジェンダーギャップ指数110位の日本

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学生からの声を無視しない

 現状は現状として、それを理由に差別を正当化する声に対しては、当の学生たちからも声があがっている。筑波大医学学群6年の山本結さん(24)は

「理由をつければ正当化できる問題なのか。どんな背景であっても差別であることに変わりはない。背景として言われるような長時間労働などはまた別の手段で改善すべき問題だ」

と述べた。

 山本さんら現役の医大生グループが、「入試差別をなくそう!」と呼びかけ、ネットで署名活動をした。2週間ほどで集まった署名は約1万5000人分を12月18日、文部科学省に提出。記者会見では「「私たちは力のない学生だが、たとえ小さい声でもおかしいと声をあげなければ永遠に解決しない」と述べた。(弁護士ドットコム)

 このままでは女性が医師を目指そうとしても、親から「どうせ合格できないから、医者なんてやめておきなさい」と言われる女子学生が増えるのではないだろうか。

 三浦まり教授によれば先進国の中では珍しく、大学に進学する女性の数も、男性より少ない。先進国ではどこも大学進学率は女性のほうが高いのだ。

 2018年の男女共同参画白書を見てみると、長期的に女性の進学率は改善している。しかし、他国も同様にさらに改善しているので、日本はどんどん取り残されている。

「高等学校等及び専修学校(専門課程)への進学率は,女子の方が高くなっているが,大学(学部)への進学率は,女子49.1%,男子55.9%と男子の方が6.8%ポイント高い」

 また大学院(修士課程)の割合は、31.0%,大学院(博士課程)は33.4%で、「研究者」も少ない。OECDのデータでは最下位で(平成29年3月31日現在で15.7%)ビリから2番目は韓国だ。

 差別は差別として徹底的に追求、そして是正してほしい。教育の機会均等違反を文科省が放置してはいけない。医師の働き方自体の見直しや「医療のかかり方」の見直しは現在政府で検討されている。(「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」等)

 まずは根本の『差別は差別でいけないことだ』という姿勢を、女性活躍をうたう政府ははっきりと示してほしい。すでに多くの働く母親たちは「この国で子どもを就職させたくない」とはっきりと口にしているのだから。

Japan an underdeveloped country for womenの翻訳記事。

※Yahoo!ニュースからの転載

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