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京大首席が実践する興味ない分野の勉強法

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興味のない分野について、勉強するにはどうすればいいか。京都大学に首席合格した粂原圭太郎氏は「どんな分野でも書籍を4~5冊読めば、専門家の話になんとかついていけるくらいになる。大事なのは、そのときの本の選び方だ」という。そのコツとは――。

※本稿は、粂原 圭太郎『偏差値95、京大首席合格者が教える「京大読書術」』(KADOKAWA)の5章「『読書』を日常で役立てる 応用実践法」の一部を再編集したものです。

■興味のない本を読む方法

私は、基本的に興味のない本は読まないようにしていますが、仕事や学習をする上で必要性が生じたら読まざるを得ません。そんなときの方法をお教えしましょう。

まずは、興味を持つ努力をするということは大前提なのですが、それでもなかなか興味が持てないときは、「まえがき(はじめに)」をよく読みます。いつもよりもしっかりと読むのです。「まえがき」で魅力を感じなければ、読者は類書に手をのばすでしょう。

※写真はイメージです。(写真=iStock.com/bee32)

だから「まえがき」は、この本を読ませようとして、「なぜこの本は書かれたのか」「この本は、どんな本なのか」「第1章から最終章までにどんなことが書かれているのか」など、一番読者をひきつけるようなことを書いているはずです。そう思って読んでみると、多少なりともモチベーションが高まるのではないでしょうか。

それでもダメならば、次に著者について調べてみることです。

「こんな人が書いているんだ」「こんな面白い体験をしている著者なんだ」「他にもこんな活動をしているんだ」などと、興味が湧いたらしめたもの。著者に興味を持つことができれば、本の内容も吸収しやすくなります。

以前ベストセラーになった『大富豪アニキの教え』(兄貴〈丸尾孝俊〉/ダイヤモンド社)の著者のプロフィールは、「大阪生まれ。3歳で母親が家を出る。中学校卒業後、看板屋に丁稚奉公。 その後、吉本興業事業部に入社。独立。トラック運転手からセミナー会社経営などを経て28歳で単身バリ島へ渡る。手持ち資金18万円、的屋業からはじめた商売は関連会社31社(従業員5千数百名)のグループ会社に成長。バリを中心にアジアに不動産資産数百ヘクタール、数十件の自宅を所有」(バリ島のアニキ公式サイトより)となっています。本のタイトルやカバーではなく、このプロフィールで読んでみたいと思いませんか。

■「強制的」に「自動で読む」仕組みを作る

しかし、ここまでやってもまったく興味が持てず、なおかつ絶対に読まなければならない本であれば、僕は、各章ごとに本を分断します。

そしてそれぞれの章を、トイレやお風呂、ベッドなどに置き、その場に行けば、ちょっとでもその文章を読まなければならないと決めるのです。例えば、お風呂入っているときは1章を読む。トイレでは2章、布団に入ったら3章、これらを読み終えたら、今度は、新たな章と入れ替えます。強制的に読まざるを得ない状況をつくることがポイントです。

■それでも一番いいのは「興味を持つこと」

これでもダメであれば、最後の手段。自分で一度、声に出して音読し、それを録音します。それを移動時間などに流しておくのです。その本の朗読バージョンが出ているなら、それを購入して聞きます。


粂原 圭太郎『偏差値95、京大首席合格者が教える「京大読書術」』(KADOKAWA)

最終的には、自動的に情報が入る仕組みをつくる、半分でも自動化できるようにするといいでしょう。

しかしやはり、情報を吸収する上で一番いいのは、なんとかしてその分野にも興味を持つことです。好きになる努力をするというのが一番大切な手段だと思います。

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